自然素材リフォーム
床も呼吸して調湿する、足に温もりを感じる無垢フローリング
床材は家の中でも素肌に直接触れることが多い建材です。床に自然素材を使うリフォームをして、居心地のいい健康的な部屋にしましょう。自然素材の無垢フローリングは湿気を吸ったり出したり、呼吸をしています。夏はサラサラ、寒い冬は温もりを感じられるのが、合板フローリングとの違いです。ですからその呼吸を妨げるような塗装をすると、無垢材の本来のよさを実感し難くなります。
無垢フローリングにするならワックスも自然素材で。エゴマ油と国産の蜜ロウだけで作られた未晒し蜜ロウワックス/小川耕太郎∞百合子社
自然素材にこだわって無垢フローリングにリフォームしたい場合、合成ボンドや合成ワックスを使った工事をすると自然素材を使う意味が薄れてしまいますので、自然素材に理解がある業者を選ぶことも大切です。ワックスは蜜蝋系など自然素材のものがあります。
また無垢フローリング材は厚みが15mm以上あることが多いので、重ね張りでリフォームする場合は段差に注意しましょう。無垢ならではの床板の反りは、しっかり乾燥させた質のいい材料を使うことで小さく抑えることができます。
適材適所のフローリング材の選び方、張る方向はどっち向き? などフローリング張替えリフォームの注意点を下記で詳しくご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
■フローリング張替えリフォームの注意点
グッドデザイン賞受賞の健康建材、エコカラットを使って、手ごろな費用で快適な住まいを作るリフォーム術は下記でご紹介しています。
■グッドデザイン賞の健康建材でリフォーム
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