チノパンをシワなしで洗濯する方法とは?
パンツ専用ネットは、パンツをたたんでネットにはさみ(左上)丸めて、くっついている筒状ネットへ入れて使います(右上)。ガイドは毛布用ネットも活用中(左下)。はさみ痕の残らないピンチもいろいろ!痕の残らないピンチも色々!
チノパンなど、家で洗えるパンツを何も考えずに洗濯すると、シワになって、中にはアイロンがけが必要になるものも。でも洗濯前にちょっとひと工夫し、干し方を気をつけるだけで、楽にきれいに仕上がります。今回は、チノパンのシワにならない洗い方のコツをご紹介しましょう。
チノパンを『シワなしパンツ』にするコツ:洗濯前に絡まない工夫を!
パンツにシワがつくタイミングは「洗濯やすすぎ中に両脚同士や他の衣類と絡まったとき」「絡まったまま脱水したとき」「シワをのばざず適当に干したとき」。脱水はシワを深めて固定し、そのまま干せばシワが固まって乾きます。そこでチノパンなどのシワになりやすいパンツは、洗う前に絡まず動かない工夫をすることが大事で、ここが明暗を分けるのです。また、干す時のひと手間で仕上がり具合がUP!
チノパンを洗濯するときのポイント
洗濯時のシワ防止に一番効果的なのは洗濯ネットの利用です。パンツ専用ネットは優秀ですよ。ガイド宅では平型の毛布用ネットも活躍中。毛布用ネットは筒型だと動くので平型がおすすめです。洗濯ネットの弱点は汚れ落ちが悪くなる事なので、気になる汚れがあればネットへ入れる前に部分洗いを。洗濯ネットがない場合は、きれいにたたんだ状態で洗濯槽の一番底に置いて弱水流で洗えばパンツが動きにくく、いくぶんシワ防止になります。
長く脱水するほどシワになるので脱水は1~3分に。洗濯日和なら、チノパンなど織物系は濡れたままで干すと、重みでシワが伸びます。なおトレーナーや綿ジャージなどニット系のパンツは伸びすぎて型崩れするの脱水して。
チノパンの干し方のポイント
脱水後は、縫い目を持ってひっぱって整形したり手アイロンでシワを伸ばしてから干すと仕上がりの良さが違います。シワ防止が最優先なら、逆さにして裾の部分をピンチで留め、重みでシワを伸ばしながら干します。ピンチの型がつくのが心配なら専用ピンチも。なくても、生地に当たる部分にラップや輪ゴムを巻けば大丈夫です。なおパンツ類は洗濯表示に「タンブラー乾燥不可」、つまり乾燥機不可な物が多いので要注意です。
この洗い方・干し方で、チノパンなどのカジュアルなパンツも、シワのない仕上がりに! アイロンをかけたいおしゃれ着でも、楽に短時間ですみますよ。
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