カルビーは上場していなかった
消費者に知れ渡っている食べ物の1つ、ポテトチップス。誰もが一度は食べたことがあるであろう、そう、あのポテチだ。ポテチ専用のお箸である「ポテトング」が売れている背景をみると、けっこう多くの消費者がポテチを食べていることになる。極めて有名でロングセラーを記録しているのがポテトチップスなのだ。ポテトチップスの会社というと、「コイケヤ」とか「カルビー」を思いつくのではないだろうか。というか、私はこの2社を瞬間的に思い浮かべた。そこで、株価などを調べようとして探してみると、なんと「コイケヤ」と「カルビー」は上場していなかったのだ。
ただし、コイケヤ(株式会社湖池屋)の場合には、株式会社フレンテの持ち株会社になっている。株式会社フレンテはジャスダックに上場しているので、コイケヤのファンで応援したいのであれば、フレンテの株を買うことになる。
一方で、カルビーはどうかというと、実は3月に東証に上場する見通しになった。ということは、これまで上場してなかったということで、正直これにはびっくりした。てっきり上場しているものだと思いこんでいたからだ。
そもそもなぜ上場するのか?
日本の株式市場に上場している会社は4000社以上。
カルビーの場合にも、当然資金調達という意味合いがある。海外展開をするときの資金になるようだ。
また上場することで知名度が上がることもメリットの1つ。上場しているのは、一種のブランドのようなものだから、優秀な人材の確保がしやすくなったり、企業間の取引もスムーズになることもある。