PSNとキュリオシティ
欧州では昨年より開始されている音楽配信サービスキュリオシティ。これはソニー製TVやレコーダー、PS3などを対象とした音楽配信サービスだが、今回日本でもビデオ配信サービスが開始されることがわかった。これはソニーのTV、ブラビアを対象としたサービスで、ハリウッド映画や邦画などをストリーミング再生することができるサービス。
アクトビラやアップルTVなど競合サービスがひしめく中、PS3のビデオ配信と同等のサービスを家電でも展開していく構えだ。
PS3のネットワーク戦略が重要視される中、キュリオシティはPSNと同等の役割を担うことになりそうだ。
アップルTVの登場以降、にわかに活気だって来た感のあるビデオ配信サービスだが、配信タイトルの数などで各社独自性うち出してきている。
しかし、筆者の知る限り3D映像をストリーミング配信している家電(ゲーム機含む)はPS3を置いて他にない。
もちろん3D対応ゲームも配信されており、今後PSNやキュリオシティがSCE及びソニーのネットワークビジネスの核を担うのは間違いない。
そんなわけで、今のままでは「残念な子」であるPSN+も、ここいらで大幅なテコ入れが必要になるはずである。日経によりPSPの後継機はdocomoの携帯回線を内蔵するという情報も出てきている。ネットワークは今後のゲーム機にとって外すことのできない重大要素なのである。
3D、及びPS3とPSPのゲーム配信。今後のSCEの戦略に、ネットワークは欠かすことができない。
そんなわけで、まずはPSN+のテコ入れを早急にお願いしたいところだ。