モノトーン+レッドでドラマティックに
大人っぽいインテリアには、白や黒、グレーといった無彩色のインテリアに一色を加えるというテクニックも良く使います。無彩色のカラーリングはシンプルでスマートな印象。洋服だって、無彩色の似合う女性は、聡明で大人の女性を思い浮かべませんか。
黒や白、グレーといった明度の違いを活かせば、それだけでも十分に素敵ですが、無彩色には、別の色を引き立てる効果もあるので、色を加えることでインテリアの雰囲気が違ってきます。
バレンタインのインテリアコーディネートでは、やはり赤やピンクといった女性をイメージする色を使いたいもの。下の画像では、黒を中心としたインテリアに、薔薇のダークレッドをアクセントに使っています。シックで大人っぽいだけでなく、薔薇の赤が加わることで、ドラマティックな空間になっています。
鍋パーティーだってこんなお洒落なセッティングならバレンタインデーにもいいのでは。テーブルクロスには白地に黒の模様のファブリックを使ってテーブル面を明るくしています。ざっと活けたバラの赤がアクセント。
色を加えるときに注意したいのが、プラスαする色の分量や使い方。彩度が高く派手な色はパンチ力があるので少量で十分。反対に、彩度が低い場合には、インパクトが弱め。一か所に分量をまとめて使ったり、目につきやすいところや、部屋のあちらこちらに色をちりばめるなど印象に残るように使うといいですよ。
無彩色でも白を多くすると明るい感じに。アクセントはプラム色。キャンドルやナプキン等線の細い部分だけなのでインパクトが弱め。花や絵などにプラム色を足しても◎