MoMAの見所、外せない有名作品

シュールなヤギの彫刻はピカソの作品

シュールなヤギの彫刻はピカソの作品

収蔵作品数20万点という数を聞くと、一体何があるのか気が遠くなりそうですが、まずは“これだけは観ておくべき”という作品をチェックしていきましょう。教科書で見たあの絵画や、一世を風靡したあの商品デザインを見れば、「あぁ、これが!」と感動すること間違いなし。

まず日本人に人気のある作品といえば、ピカソ。「アヴィニョンの娘たち」「鏡の前の少女」は、教科書で1度は見たことがあるはず。

ピカソの次に人気なのが、マティス。躍動感ある大作「ダンス(I)」、「赤い部屋」、「ノートルダムの眺め」のほか、充実したコレクションでは印象派をかなり意識したタッチの絵画、彫刻、スケッチと、普段イメージするマティスとは異なる面にも触れることができます。
アンディ・ウォーホールの作品も人気

アンディ・ウォーホールの作品も人気

モダンアート、ポップアートの代名詞的存在のアンディ・ウォーホールも見逃せません。シルクスクリーンの「キャンベル・スープ缶」、「ゴールド・マリリン・モンロー」は必見。

他には、絵画でゴッホ「星の降る夜」、ダリ「記憶の固執」、ジャクソン・ポロック「ワン: ナンバー31」、チャック・クローズ「セルフポートレート」、ジャコメッティの彫刻「歩く男」などなど。実は、挙げればキリがないのですが、とりあえず知っている作品を見たいという人は4、5階の絵画を中心に回るのがおススメ。

また、フィリップ・ジョンソン設計の彫刻庭園は、アレキサンダー・カルダーやピカソの作品を展示した憩いの場。都会の真ん中、コンクリートとガラスに囲まれた空間に調和して立ちすくむ彫刻の数々は絵になります。

効率よく回るには?

MoMA

 

1日中MoMAで過ごし、好きな作品の前で足を止めては、思う存分眺めていたい……そんな贅沢な過ごし方ができれば最高ですが、タイトな日程でそれができない人には、効率的なルートを伝授しましょう。

  1. 平日の月曜か火曜の午前中を狙う。
  2. オープンと同時に、5階へ。近代作品を鑑賞しつつ4階の現代作品へ。
  3. 3階で、アンリ・カルティエ・ブレッソン、マン・レイから、ナン・ゴールディン、シンディ・シャーマンらまで、写真の黎明から現代までの写真を鑑賞。
  4. 2階の版画、プリント部門を歩きながら鑑賞して、1階へ。彫刻庭園で休憩して、ギフトショップでお土産ショッピング。

かなりざっくりとしたルートですが、モダンアートを全体的に鑑賞してみたい、という人向き。建築やプロダクトデザインなど、興味のある分野が具体的にある人は、まずその分野のフロアに行き、余った時間で有名どころを目にする方が効率的です。