大幅な軽量化した上で進化

V6ガソリンエンジン

ガソリン仕様のエンジンは、280ps/36.7kg-mを発揮し、アイドリングストップで9.5km/Lの燃費を達成。価格的にもこちらが主力モデルになりうるだろう

改めて新型トゥアレグのボディサイズをチェックすると、先代よりも全長が+45mm、全幅が+15mm、全高が+10mmとひと回り大きくなり、ホイールベースにいたっては50mmも延長されている。大型化したが比較的スッキリとしたボディラインなのでスマートに見える。ロングホイールベース化は、主にリアシートのニースペースの拡大に寄与していて、実際に座ってみても膝まわりを中心に明らかに広くなっている。

これだけ大きくなると、燃費や運動性能にかかわってくる車重が気になるところだが、開発担当者によるとパワートレインで52kg、シャーシで71kg、ホワイトボディで67kg、その他で18kgもの軽量化を果たしたそうだ。実際には、ボディの大型化や装備の充実化などで相殺され、最大で70kgの軽量化になったようだが、それでもかなりのダイエットといえる。燃費同様に、逆にいえば先代が重すぎたとも思えるが、二代目となりSUV作りの勘所が分かってきたのかもしれない。

ブルーモーションを冠するガソリン仕様

インパネ

インパネは先代同様少しスイッチ類が多いが、質感は大幅にアップ。高級サルーンのような快適性実現が狙い

正式グレード名がトゥアレグV6 ブルーモーションになったガソリン仕様も注目だ。エンジンは3.6LのV6で、280ps/6200rpm、36.7kg-m/2900-4000rpmを発揮する。ブルーモーションを名乗るのは、カイエンと同様にアイドリングストップ機構を搭載し、9.5km/Lという10・15モード燃費を実現しているから。なお、V6にはエアサスペンションが装備される。

駆動方式はガソリンも4WDのみだが、ハイブリッドの4モーションよりもより悪路走破性を高めた4Xモーションを採用する。デフロックやローレンジを備え、最大45度の登坂能力、最大側方傾斜度35度、走行可能な水深580mmと、「牽引」とともにオフロードでの高い走破性が期待されるトゥアレグならではのスペックといえるだろう。

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