南インド
非常におおざっぱに分けると、北と南に分けられるインドですが、北からやってきたアーリア人の文化と違って、南インドはアーリア人移住以前からインド大陸にいた農耕民族ドラヴィダ人の文化の土地です。人々は北インドよりも数段穏やかで、ときおり旅行者を疲れ果てさせる北インド人の抜け目なさも、南に行くとホっとするほど弱まります。■ケララ州
緑あふれるケララ州は、たくさんの魅力的なビーチに加え、バックウォーターと呼ばれる水郷地帯の水路を縫うようにして、ハウスボート(写真参照)で旅するツアーが人気。アーユルヴェーダの本場でもあります。
■五大都市/チェンナイ(マドラス)
南インド文化、つまりドラヴィダ文化の中心州、タミルナドゥー州の州都で、以前は英語名でマドラス(Madras)と呼ばれていました。チェンナイは日本で10年程前に大ヒットした「ムトゥ」で知られるタミル語映画の中心地でもあります。
■五大都市/バンガロール
バンガロールの近代的なショッピングモール
バンガロールを拠点にした見どころは、豪華絢爛なマハラジャの宮殿で有名な近郊の都市マイソール、15世紀に栄えた都市ヴィジャヤナガルの遺跡群ハンピーなどがあります。バンガロールからはゴアへ行く深夜バス(所要約9時間)も出ています。