インド/インド基本情報

インドのエリアガイド(4ページ目)

デリー、ムンバーイー、カルカッタ、チェンナイ、バンガロールという、インドの主要な5大都市と、様々な特徴を持つそれぞれのエリアについて、簡単に紹介したいと思います。

執筆者:冬野 花

インド東部

イギリス統治時代の面影が残るカルカッタ

イギリス統治時代の面影が残るコルカタ

インド東部には、かつてはインド文化の都と言われたカルカッタがあり、また、カルカッタを中心とした文化とは一味違うオリッサ州などがあります。

■オリッサ州
古典舞踊のオリッシーダンスでも有名なオリッサ州。オリッサ州は、海に面したプリーの町と、ジャガンナート寺院が有名。このジャガンナート寺院では、年に一度のタラ・ヤートラーという大きな祭りが行われます。巨大な山車が出回る迫力のある祭りで、京都の祇園祭りのもとになったという説もあります。

五大都市/コルカタ(カルカッタ)
かつてはインド文化の中心とも言われ、偉大な詩人であり思想家として名高いラビンドラナート・タゴールをはじめとした文化人を多く輩出した都市。以前は英語での名称「カルカッタ(Culcutta)」と呼ばれていました。いわゆる「混沌としたインド」が展開されているインドらしい都市であり、インドの写真集で被写体になりやすい町といえば、何をおいてもコルカタです。

マザー・テレサの「死を待つ人の家」や、今でもヤギの生贄を捧げるカーリー寺院が有名。町の真ん中を流れるフーグリー川にかかる橋から町を見渡すと、インドのひしめき合って暮らしている人々が放つ底なしのエネルギーを肌で感じます。イギリス統治時代の前半は首都でもあったのですが、1911年にイギリスは首都をデリーに移しています。
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