おもちゃ/おもちゃ関連情報

LEGOで学ぶレゴ教室(2ページ目)

「楽しく遊びながら学べたらいいのに……」そんな習い事があったらと思ったことはありませんか? ブロックで世界的に有名なレゴ社が、「おもちゃ」を学びの教材として教育プログラムを開発し、その教材とカリキュラムを生かした教室を開催しています。自由が丘教室にお伺いしてレッスンの様子を見させていただきました。

こんどう たかこ

執筆者:こんどう たかこ

おもちゃガイド

お家でのブロック遊びとはココが違う!

インストラクターの存在が学びのポイント!

インストラクターの存在が学びのポイント!

「わざわざ教室に通ってブロック遊びをするの?」と思う方もいるかもしれません。でも、お家遊びと大きく違うのがインストラクターの存在です。実はこの存在がかなり重要。よく見ると、ああしなさい、こうしなさいといった指示をしていません。

「教えるという立ち位置ではなく、何がしたくてやっているのかを気付き、投げかけを行い、考えを引き出すのが役割です」と教えてくれたのは、今回お伺いした自由が丘教室のチーフインストラクターである萩原あさひさん。「自分自身で発見する、取り組むとこが大切。手が動かないのは疑問があるというサインなんです。最初の1つを組むことができないというお子さんもいます。そんな時は、糸口を探してきっかけを与えてあげるんです」

これは家庭で遊ぶときにも大切なことだとか。子どもの行動には何か理由があるので、親はじっくり観察しながら、そのイメージが広がっていくように声を掛けると良いそうですよ。


この教室で何が身につくの? 

遊びながら課題を解決していく力がついていきます

遊びながら課題を解決していく力がついていきます

では、ブロック遊びから一体どんなことが身につくのでしょうか。この教室をひとことで言えば「イマジネーション(想像)力とクリエイティブ(創造)力が育まれる場」とのこと。年齢ごとのカリキュラムに沿ったテーマを与え、カリキュラムに合わせて特別に開発されたレゴブロックを教材に、結びつける→組み立てる→よく考える→さらに続ける、といった4つのプロセスを展開してきます。

統一のテーマで制作をするとは言っても、子どもたちの興味はどこへいくか予測不可能! そこはインストラクターがそれぞれの興味を広げてくれるわけですが、上手くいかなかったりもっと工夫が必要だったりするところについては、子ども自身が解決策を見つけていけるように導いて「問題解決力」を養ってくれます。

萩原さんいわく、「つまり、何かまったく新しい問題に直面したとき、何をどうすればよいかを考えること。これからの社会で必要とされる、創造的に問題を解決していく力を、楽しく遊びながら築いていく」ということだそう。

さらに、仲間と一緒に作業しますから、「コミュニケーション力」も自然と身に付きます。まさに遊びの中に学びがあるということですね。


>> 長さを測って橋を作る4歳児(年中)のレッスン

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