幸せになるのが怖い心理とは
目の前の幸せから目を背けてはダメ。じっくり見つめ、飛び込む勇気を持とう。
幸せになる選択を選べない、わかっているのに手放してしまう「不幸グセ」は、過去の失恋や幼少時代の家庭環境など、深く傷ついた心が引き起こしています。
幸せになりたいくせに、幸せの絶頂にいるほど「こんな幸せ、長く続くはずがない」と否定的に捉え、落ち着かなくなってしまう。むしろ多少困難を味わっているときのほうが「まだ上を目指せる」と、安心するのです。
原因(心の傷)を治癒するのは簡単なことではありません。セラピストや心療内科など、専門家の手を借りたほうがいい場合もあるでしょう。
ただ、臆病や慎重なのも悪いことばかりではありません。
何も始まらないうちに終わらせることは、今以上に深い傷を増やさないために無意識に身につけた処世術。特に女性は奔放すぎるより多少は慎重なほうが、真面目で好印象に映ります。
「石橋」は適度に叩こう
「石橋を叩いて渡る」ということわざがあります。恋の場面においても、その道を選んでいいかどうか、考えもせずに渡るのは無防備というもの。無用なトラブルやアクシデントに巻き込まれる「冒険者」タイプの人は、ひと呼吸するだけの冷静さを意識して。告白や関係を進展させるターニングポイントなど、大事な場面は特に、その場で結論を出さず、持ち帰って一晩考えるくらいでも遅くはありません。それで去ってしまうような相手なら、あなたの人生において縁の深い人ではなかったのです。本当にあなたのことを愛している相手なら、心が決まるまで待ってくれるはず。
逆に、石橋を叩き過ぎて壊してしまうのも考えもの。保留というのも立派な選択肢ですが、恋愛は相手あってのもの。いくら待ってくれると言われても、無期限に待たせては、待たされるほうも痺れを切らしてしまいます。
傷つくことを怖れている人は、友人などからできるだけ多くの失敗体験を聞き、シミュレーションしてみましょう。「自分だけが辛い恋をしているわけではない」と知ることは、心の平穏に繋がるだけでなく、傷つくことへの恐怖心を薄める効果があります。
待たせないために断る、という選択ばかりしていると、どんな恋も先へは進めません。たとえ心が傷つけられても、あなたがあなたであることに変わりはないのです。
選んだ先の未来が幸せになるか不幸になるかは、誰にもわかりません。ひとりよがりに止まったり焦ったりせず、愛する人と足並み揃えてゆっくり進んでいくのが最良です。
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