『告発~国選弁護人』
緊迫の法廷シーン
脚本:竹山洋 他
演出:藤田明二
プロデューサー:内山聖子、藤本一彦
チーフプロデューサー:五十嵐文郎
出演:田村正和、真矢みき、相武紗季、近藤芳正、松尾敏伸、山口智充、橋爪功
ゲスト:木村多江、釈由美子、原沙知絵、若村麻由美、国仲涼子、市原悦子
佐原弁護士(田村)は友人・岡部(橋爪)の疑惑を晴らそうと奔走していた。岡部は弁護士として不正献金問題を追っていたがレイプ容疑で弁護士会から除名されたのだ。そんな中、岡部から夫殺しで起訴された赤堀波子(木村多江)の起訴状を渡される。殺された夫が不正献金問題とつながっていたことを知り、佐原は波子の国選弁護人を引き受けることに。
09年冬から収録を開始し、一話ごとにじっくりつくりあげていくというスペシャルドラマ的に力の入った連ドラ。内容には期待できます。不安なのは田村正和67才、昨年末のフジ系松本清張スペシャル『球形の荒野』やテレビ朝日系『忠臣蔵~その男、大石内蔵助』ではセリフがはっきりしないところがありました。法廷シーンで明晰にしゃべることができるでしょうか。そこさえクリアできればいいんですが。
『外交官・黒田康作』
放映:フジテレビ系 木曜22:00~(初回は21:00~22:48)原作:真保裕一
脚本:古家和尚、池上純哉
演出:西坂瑞城、永山耕三
プロデュース:牧野正
企画:臼井裕詞
出演:織田裕二、柴咲コウ、田中哲司、君沢ユウキ、岩松了、香川照之、夏帆、紺野まひる、田中圭、大倉孝二、樋渡真司、渡辺邦斗、高橋真唯、三浦まゆ、西島隆弘、イ・ビョンホン、片瀬那奈、鹿賀丈史、六平直政、美保純、萩原聖人、草刈民代、近藤正臣
2009年の映画『アマルフィ』では駐イタリア日本大使館一等書記官として誘拐事件からテロ事件にかかわった黒田康作(織田)が主人公。今回はドラマ版では邦人テロ対策室所属となり、日本、アメリカ(サンフランシスコ)、メキシコの三カ国で日本人が関係するトラブル、テロ事件を解決。黒田の過去も描かれる。
映画『アマルフィ 女神の報酬』とは共演者が違い、黒田康作のキャラだけ引き継いだ別物と考えた方がいいでしょうね。続編ものは嫌いだといっている織田裕二ですが黒田康作は大事にしていきたいらしくこれがヒットすればまた映画?それに結婚後初めての仕事でもある織田裕二が気合いはいってます。主役をサポートするとヒット作が多い柴咲コウ・香川照之の飛車角も強力。
ただ、地上波初放送した『アマルフィ』の視聴率が一ケタ。公開時も大ヒットしたものの評価は低かったので、宣伝になったかどうかは疑問です。
1月15日(土)スタート
『デカワンコ』
鼻がききます
原作:森本梢子
脚本:伴一彦
演出:中島悟、国本雅広、久保田充
プロデューサー:次屋尚、大塚英治
チーフプロデューサー:田中芳樹
主題歌:まきちゃんぐ「愛と星」
出演:多部未華子、沢村一樹、手越祐也、升毅、大倉孝二、水上剣星、渡辺直美、石塚英彦、田口トモロヲ、吹越満、佐野史郎、伊東四朗
警視庁捜査・強行犯捜査第6班は検挙率も高いがトラブルも多い。そんな部署に現れた新人はフリフリの服を着たワンコこと花森一子(多部)。天然ボケな性格でお荷物扱いされるが、彼女の得意技は犬並みの嗅覚。最強警察犬のミハイル号をライバル視しながら事件を追い、解決していく。
『喰いタン』スタッフ再結集。主演俳優が弱い分は、多部未華子のゴスロリファッションのインパクトとシリアス刑事ドラマもできそうな助演陣がコメディするギャップでカバーか。この枠の視聴者層はティーン中心なのでインパクトが強いほうがウケやすいですから。
原作者は『ごくせん』と同じ。同じ日本テレビ系『美咲ナンバーワン!!』との『ごくせん』後継争いも見ものです。 次は1月16日(日)スタートと中編まとめ
『喰いタン』スタッフ再結集。主演俳優が弱い分は、多部未華子のゴスロリファッションのインパクトとシリアス刑事ドラマもできそうな助演陣がコメディするギャップでカバーか。この枠の視聴者層はティーン中心なのでインパクトが強いほうがウケやすいですから。
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