年始め、少しヒマなうちに3つだけお金の手続きをしておこう
今年の年始は短いので4日には仕事始め、という方も多いと思います。それでも最初の一週間はまだのんびりしている人も少なくないのではないでしょうか。こういうときこそ、仕事だけでなく、個人のお金のこともしっかり考えてほしいところです。
年末年始に考えて欲しいテーマについて前回のコラムでも書いていますが、今度は具体的に「これだけ!」はやってほしいことをご紹介しましょう。
一年の計は元旦にあり、といいますが、「計画」では何も変わりません。ぜひ「実行」まで移しておきたいものです。実行までくれば今年の年末に何らかの形になって実ってくるはずです。
手続き1)とにかく「積立」を始める
第1の「行動」は積立を始めることです。「貯金を●万円目標!」と威勢よくぶち上げても、実行されなければ1円も貯まりません。金額が小さくてもきちんと実行したほうが勝ちです。貯金をするために一番いい方法は「自動引き落とし」です。自分で「毎月27日に1万円お金をATMで移動する」というアイデアはまずうまくいきません。何より面倒だからです。面倒で実行できないことを恥ずかしがる必要はありません。面倒でも実行できる方法を考えるべきです。
自動引き落としは最初の手続きだけが面倒なのですが、これをクリアすればその後は確実に実行されます。正月のまだ余裕があるうちに、銀行の窓口などで質問してみましょう。手続きにはそれほど時間はかからないはずです。ネットで申し込みできる場合もあります。
毎月続けられる程度の無理のない範囲でかまいませんので、ぜひ「積立」をスタートさせてみましょう。
なお、投資信託を積立購入する「積立投資信託」や、税制優遇つきで積立ができる「個人型確定拠出年金(401k)」などもありますので、あわせて検討してみるといいでしょう。