買い替えも買い増しも
さて、次に説明するのはPSPの買い替えだが、こちらはちょいとタイミングが難しい。2008年8月に発売されたPSP-3000という型番のPSPが最新だが、ここのところPSPの後継機の噂が後を絶たないからである。
また、これも噂のレベルだがPS Phoneの話題も根強い。
とは言え初代は2004年12月12日発売。発売後すぐに購入したアーリーアダプターであれば、もう6年が経過している。初代からPSP-3000になっての進化点は意外と多い。
まず目立つのは軽量・薄型化。
メモリも拡張されているので、初代よりPSP-2000、PSP-3000のほうがロード時間が短い。
そして液晶ディスプレイのコントラスト比も上がり、応答速度も改善されている。
マイクが内蔵されているのでSkypeや一部マイクを使用するタイトルの敷居が低くなった。
また、テレビ出力が可能になったのも初代にはない利点だ。
小さい利点として、USB端子からの充電に対応したこともある。
また2009年10月1日に発売されたPSP goの場合、UMDドライブが無くなり16GBのメモリを内蔵することによって、ネットワーク経由でゲームをダウンロードする専用の端末になっている。さらなる軽量化の実現、Bluetoothに対応、さらにレジュームに対応することにより、外出先での利便性がアップしている点も強調しておきたい。
現在PSPは『モンスターハンターポータブル 3rd』が爆発的なヒットを記録しており、PSP本体もかなり売り上げを伸ばしている。この盛り上がりが落ち着いた頃、ポロリと後継機の発表がある可能性は高い。
来年発売される任天堂の3D対応携帯ゲーム機、NINTENDO 3DSはDSとの互換性を維持しているとの発表だ。今後のPSPの戦略はかなり興味深いものがある。現状、PSPとPS3での組み合わせでもかなり相性のよいハードなので、連携の強化にも期待したい。
年末年始にリビング環境の見直しを!
年末年始のこのタイミングでゲーム機を買い換えるというのは、リビング環境を見直す上でも一つの手段だと言える(もちろんWii、Xbox360なども含めての見直しにはなるだろう)。最初にも言ったが最近のゲーム機は高機能なので、バックアップを取ったり、書き換え頻度の高いデータを外付けHDDに保存したりといった延命対策も功を奏するはずだ。
片や携帯ゲーム機は、買い替えだけでなく買い増しするユーザーが多いのではないだろうか。今まで使っていたPSPを家族や友人に譲り、新型を自分が使うのも効率が良い。複数集まって遊ぶタイトルも増えているので、旧型も意外な局面で活用できるチャンスがあるかも知れない。
年末のこの時期、家庭内のゲーム環境を見直してみてはいかがだろうか?