家事/家事関連情報

マイクロファイバー製品の上手な扱い方

マイクロファーバーの製品は、吸湿力が大きいので「洗った髪を早く乾かせる」「こすらず当てるだけで水気が取れる」「バスマットの乾きが早い」とか、極細繊維の効果で「汚れが面白いくらい取れるふきん」などと大人気。ただしこのマイクロファーバー類、使い方やお手入れ方法にちょっとしたコツがあるのです。上手に使いこなしましょうね。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

マイクロファイバー製品

バスグッズや、毛布や手袋など防寒グッズ、お掃除グッズなど幅広く活躍中のマイクロファイバー製品。ガイドもいくつか愛用中です



マイクロファイバーの長所と短所

マイクロファイバーは、ナイロンやポリエステルをメインとする極細繊維。それを独自の方法で織ったりねじったりして作られています。長所は、綿と同じかそれ以上に吸水性がよく、汚れをこそぎ取る力が強くて、乾きが早いなど。短所は、高温に強くないことや、耐久性が自然素材に比べて劣ること、ナイロンやポリエステルより柔らかい素材(人の肌、漆など)を強くこすると素材を傷めることなどです。


上手な使い方

マイクロファイバーのタオルは濡れた髪や体の水分を早く吸水してくれると人気。でもお肌を強く擦ると傷んでしまいますので水分を取る時は、体や髪は包みこむように押し当てるだけ、バスマットは乗ってじっとするだけで十分です。

ふきんは「洗剤なしで汚れが面白いほど取れる」と人気。キッチン周りの油汚れにはゴシゴシやってOKですが、家具のワックスや漆など柔らかい素材を強く擦ると剥げるのでやさしく拭いて。ちなみにガイドは手が乾燥する冬になると極細繊維が皮膚にひっかかり苦手なので、綿や麻のふきんと使い分けています。



洗濯方法

化学繊維の扱い方と同じ。ふきんは比較的強く作られているのでそのまま洗濯機でもよいですが、買う時にふちの縫製がしっかりした物を選ばないと解れ易いです。他のものは傷み防止に洗濯ネットに入れてから洗濯機へ。製品によっては弱水流や中性洗剤を指定してありますので洗濯表示を確認しましょう。

また、高温に弱いので乾燥機や煮洗い、アイロンがけはダメ。直射日光でも劣化しやすいので陰干しに。乾きやすい素材なのでバスマットでも早く乾くのがよいところです。上手に扱って長く愛用しましょう。


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