分譲住宅事業は規模としては注文住宅事業より規模が大きく、ポラスグループの主力。最も得意な分野といえそうです。営業エリア内で大小様々な開発を行っていますが、大規模なものでは「街づくり」といっていい事業も行っています。

地域ビルダーならではの地域を良く知る分譲開発

七光台

総戸数974戸とポラスグループ最大級の分譲開発「パレットコート七光台」の街並み

私はポラスグループが開発した分譲地をいくつか見に行ったことがありますが、最も感心させられるのは「そこに住めばどのような暮らしができるか」ということを良く知っていることです。これは当然のようですが、実はなかなか難しいことです。

ハウスメーカー系の分譲地では、営業担当者が周辺の事情をあまり把握していないことが結構あるのです。ポラスの分譲では、学校やショッピングセンターなどの情報はもちろん、地元の人でなければ知らないようなディープな情報を発信していたりします。

こんなところが地域ビルダーとしての本当の強み。もちろん、分譲住宅であっても注文住宅と同様の設えで建築されていますから、注文住宅を検討する方でも近くの分譲物件を見学して、検討することもできます。

何と日本一!のプレカット事業

さて、ポラスグループは埼玉県、千葉県、東京都のそれぞれ一部を拠点とする企業ですが、実は全国規模で、しかもナンバーワンの事業があります。それは木材を加工するプレカット事業。茨城県板東市と滋賀県甲賀市に工場を有し、日本各地のビルダーに木材を供給しています。

プレカット工場

ポラスグループの住宅の品質を支えているのが茨城県坂東市の坂東工場(クリエイティブフィールド・テクノフィールド)。生産量と高品質・高精度において日本でトップのプレカット工場だ

プレカットというのは、木材を施工現場ではなく工場で加工する手法のことをいいます。こうすることで施工の精度アップと効率化が図れます。話の本筋から離れますが、プレカット技術は、プレハブ(工業化)住宅に木造住宅が抗するのに大いに威力を発揮。コストや信頼性の確保に貢献しました。

自前の工場で加工されたプレカット材を使用しているということも、ポラスグループの住まいづくりの信頼性を担保する事実の一つといえます。それは、木材の選別から加工、供給に至るまで、一貫して責任を持てるということです。

そういえば、施工現場で作業する職人の人材育成にも力を入れているのが、ポラスグループの特徴の一つ。グループに「ポラス建築技術振興会」という組織を持ち、若い職人を育て、高い施工精度を確保しようとしています。

大手ハウスメーカーを含め、実際の現場で作業する職人たちは全くの別会社というケースが多いものです(もちろん、そうした場合でも研修などを積極的に行っているようですが)。ポラスグループで育成した職人が、全国規模の技能大会で好成績を上げ、それも施工品質の高さを表す象徴となっています。
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