どのMacBookがおすすめ?
これまで紹介したとおり、MacBookシリーズはとてもユニークで人の慣性に訴えかけるような魅力に溢れたモデルです。タイプやグレードで異なるのは、主にディスプレイのサイズとなります。MacBook Air 11.6インチ
- 頻繁に持ち歩き、喫茶店や図書館でパソコンを使うことが多い
- 文章を書くことが多い
- ゲームはあまりしない
- 画像や動画編集はあまりしない
- 持ち歩くことは多いが、主にオフィスで使う
- 画像入り文章を作成することが多い
- 本格的な画像編集はしない
- 外出先で使うことは少ないが、ミーティングなどで毎日のように移動する
- 画像や動画編集は少し
- DVDメディアを利用することが多い
MacBook Pro 13.3インチ Retina ディスプレイモデル
- 外出先で使うことは少ないが、ミーティングなどで毎日のように移動する
- 画像や動画編集も少しは行う
- 小さい文字でも情報をたくさん表示したい
MacBook Pro 15.4インチ
- 外出先で使うことは少ない、ミーティングも週に数回くらい
- 画像や動画編集よく行う
- ストレージはスピードよりも容量が重要
- DVDメディアを利用することが多い
- 持ち出すことは多く、画像や動画編集作業がメイン
- 解像度の高いグラフィック、動画を頻繁に扱う
- 複数の資料を同時にたくさん開いて読むことが多い
- バリバリの3Dゲームは高品質で堪能したい
プロセッサやメモリ、ストレージの選び方
MacBookシリーズはApple Storeを利用することで、ある程度プロセッサの性能を高くしたり、メモリやストレージの容量を増やすことができます。もちろん、これらは高性能であればあるほどよいのですが、用途によってはそれほど高いスペックは必要ないかもしれません。■文章作成や映画が堪能できればOKならば、Intel Core i5の2.5GHz程度でOK
負荷のかかる作業はほとんどしないという人なら、低スペックでも問題はないでしょう。とはいっても現在販売されているMacBookで最低レベルのIntel Core i5 2.5GHzでも、数年前からみたらワークステーションなみのパフォーマンスを発揮します。メモリも4GBあれば十分おつりがきます。
■文書作成がメインだが、複数の処理を同時に行うことが多い
1つ1つの処理はプロセッサの周波数(GHz)が高いほど有利ですが、文書作成やプログラミングなどでいろんなソフトを同時に使う場合はスレッド数の多いプロセッサが有利。Intel Core i5は同時に4つの処理が行えますが、Intel Core i7ならこれが8つに増えます。メモリは8GB程度ほしいところ。
■グラフィックや動画編集作業をある程度行う
グラフィック処理に重要なのはプロセッサの性能に加えてグラフィックチップの性能も重要。MacBook AirやMacBook Pro 13.3インチモデルはプロセッサに内蔵されているものを使うため、性能もそれほど高くはありません。画面の広さもあるMacBook Pro 15インチ以上のモデルがおすすめです。メモリは8GB~16GBで多いほど快適ですが、よほど高品質の動画を編集するのでなければ8GBで十分でしょう。
■1分1秒が惜しい。あらゆる動作を最高スペックに!
現時点で最高スペックが手に入るのはMacBook Pro 15インチ Retina ディスプレイモデルです。メモリが16GBまで増やせるのはこのモデルのみ。フラッシュストレージのためデータの読み書きは高速です。
Windowsからの乗り換えにも最適
ボディ全体には接合部分がほとんどなく、無駄なラインもいっさい見当たらないほどシンプルにまとめあげられたデザインは、パソコンに興味の無い人でも目を惹く雰囲気を醸し出しています。トラックパッドやキーボード、ポートの配置に至るまで考え抜かれた使い勝手の良さは他では得られないもので、iPhoneやiPod touchを所有しているひとなら、その外観デザインや操作性に共通点が多いことに驚くでしょう。MacBookシリーズは持ち運べるMacということだけではなく、WindowsユーザーがMacにスイッチする場合の入門機としても最適です。そういう意味でもMacBookシリーズは、いままでにないノートパソコンが欲しい人すべてにおすすめのモデルと言えるでしょう。
【関連サイト】
アップル MacBook Pro
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