音楽にちなんだグッズが勢ぞろい
さまざまな種類の蓄音器がそろう金沢蓄音器館。人気なのはビクター社のマークにもなっている犬・ニッパー。飼い主が亡くなった後に蓄音器でその声を聞かせたところ、けげんそうに耳を傾け、なつかしい主人の声に聞き入っているかのようなしぐさをしたそうです。その様子が絵でとらえられ、やがてビクターのマークになったのです。蓄音器館にはいろいろなサイズが取りそろえられています。
こちらの蓄音器の形をしたものは鉛筆削り(530円)。ニッパー犬と合わせて購入していくお客もいるそうです。
スタッフのおすすめは、こちら。バイオリンの形をしたクリップ(370円)です。柄がペンになっています。価格も安いので学生に人気があるそうです。
CDもあります。「百万石音頭」など地元ゆかりのものや蓄音器の年代にはやった曲などが揃えてあります。普通のCDショップでは手に入りにくいものが紹介されています。
アイテムは一筆箋やボールペンなど文具からネックレスやブローチなどアクセサリーまでおよそ50種類と豊富で、音楽にまつわる蓄音器館ならではの品ぞろえとなっています。
■金沢蓄音器館
明治から昭和にかけて活躍した様々なタイプの蓄音器とSPレコードを展示。10台ほどの蓄音器の音を聞き比べる実演が人気。
住所:金沢市尾張町2-11-21
TEL:076-232-3066
観覧料:300円
開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
蓄音器実演:11:00、14:00、16:00(所要時間は約30分)
※イベントの日時・内容・料金についてはHP参照のこと
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
※展示替えで休館になる場合もあり
アクセス:金沢駅からバスで約8分「尾張町」または「橋場町」下車徒歩約3分
地図:Yahoo!地図情報
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