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2010年秋、最新メモリーAVナビを使ってみた

PNDの人気が相変わらず高い一方、AVナビもリーズナブルなメモリータイプで盛り返しを見せている。そこで、この秋登場した、最新メモリーナビをチェック。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)=ポータブルメモリーナビが相変わらずの人気だが、そのナビ部にAV機能をプラスして2DIN一体ボディにまとめたメモリーAVナビも、そのリーズナブルさから、徐々に販売台数を伸ばしている。iPod対応、CD/DVD再生、フルセグ地デジ対応など、PNDにはない充実のAV機能を持ち、ナビ部はPNDと比較して測位性能で優位。そんなメモリーAVナビの201年秋モデルをチェックした。

イクリプスAVN110M

ナビとAV機能を2DINボディに合体したAVNのベーシックモデルがこのAVN110M。コンセプトは「だれでもカンタンに使える」。そのため、タッチボタンを大きくしたり、文字を大きく表示するような工夫がされている。
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イクリプスAVN110M(オープン価格)


それを現しているのが目的地設定のメニュー。トップメニューで表示される検索項目は、50音と住所、電話番号、履歴の4つしか無く、そのうち、使用頻度が高い50音検索と住所検索はとくにボタンが大きい。ことば使いも「50音で探す」という具合。これなら操作に迷うことはないし、誤操作も少ない。

一つの画面に地図とAV機能の操作メニューを同時に表示できるのも、使いやすさを高めている。画面下にAV、ナビ、AV+ナビというボタンがあり、AV+ナビ画面から、全画面をナビ、全画面をAVに切り替えるのもワンタッチだ。

ワンセグチューナーを内蔵

そのAV機能だが、ワンセグチューナーを内蔵。USBを装備しているので、iPod/iPhoneやUSBメモリーなどのデバイスに保存した音楽を楽しむことができる。これらを楽しむには、別売コードが必要。また、映像ファイルの再生には対応していない。

このあたりがリーズナブル機だからしようがない部分ともいえるが、ディスクドライブはCDのみ再生可能。DVDビデオは見られない。画面自体は、LEDバックライトを採用して、明るく鮮やか。解像度はQVGAだが、フルデジタル処理により、くっきりとした映像が楽しめる。

というように、機能的にはシンプルそのものだが、そのぶん、操作は易しく使いやすい。多機能ナビを手に入れても、複雑過ぎて使いこなす自信が無いという人でも、簡単に使えるので機能をみて割り切れるならば、良い選択ではないだろうか。ケータイリンクにも対応しているので、使いこなせるようになったら、携帯サイトで検索した駐車場をカーナビに転送するといった使い方もできる。

またバックアイカメラにも対応。車庫入れが苦手な人にはマストアイテムで、バックアイカメラを標準装備したAVN110MBC(オープン価格)も用意されている。
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