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相武紗季が泉ピン子!人が変わった様にって、代わってる(2ページ目)

別人のようになっていることを「人が変わったようだ」といいますが、長い年月を描くドラマの場合、年齢により違う俳優が演じることがあります。それが似ていればいいかというと、必ずしもそうじゃないのが難しいところで

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

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ヒットパターン

似ている?

似ている?

最初は子役、成長してから主演俳優が登場することが多いのは主人公の半生~一生を描くパターンが定番の朝ドラ、大河ドラマ。

元祖は斎藤こず恵が人気子役となった74年の『鳩子の海』でしょうか。その後は『なっちゃんの写真館』『おしん』などありましたがそう多くはありません。
ところがこのパターンをよみがえらせたのは三倉茉奈・佳奈を売り出した『ふたりっ子』。子役のかわいらしさでスタートダッシュを決めてヒット作にしやすくなるからか、その後『てっぱん』までの28作中13作は子役時代からはじまり、現在は定番となっています。

『ふたりっ子』は子役から成長する時の描写も画期的。母(手塚理美)が家出してきた芦屋の邸宅を姉妹が見上げて、視線が元に戻ると成長して高校生に成長(岩崎ひろみ・菊池麻衣子)しているという演出が鮮やかでした。本当の双子だった子供時代から成長したら全然似てないがな、というツッコミも忘れてしまいます。

ギャップがありすぎても

大河ドラマでも少年時代が盛り上がり「梵天丸もかくありたい」が流行語にもなった『独眼竜正宗』は大河ドラマ最高視聴率を記録。最近でも『天地人』の加藤清史郎、今年の『龍馬伝』の濱田龍臣と二年連続話題に。やはりヒットを生み出しやすいようです。

大河ドラマの子役から主演俳優交代で印象的なのは『八代将軍吉宗』。 少年期の吉宗が疱瘡になり、顔が包帯のミイラ男状態から直って包帯を解くと西田敏行になっているという。
ただ、たしかにビックリしたけど少年からいきなり当時47才の西田敏行になるのはギャップありすぎ。この場合は違和感なく変わる演出が必要だったような。
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