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『保障と貯蓄は別々』が増えているのは何故!?

保障と貯蓄は一緒にした方が良いのか、別々にした方が良いのか、度々議論になるとことの多いテーマですが、最近は保障と貯蓄を別々にする傾向があるようです。何故なのでしょうか?

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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保障と貯蓄は一緒にした方が良いのか、別々にした方が良いのか、度々議論になるとことの多いテーマですが、最近は保障と貯蓄を別々にする傾向があるようです。何故なのでしょうか?

そもそも『保険で貯蓄』ができるの? 

保険で貯蓄ができるの?

保険で貯蓄ができるの?

貯蓄と言えば定期預金や外貨預金等をイメージする人が多いかと思いますが、保険商品にも数多くの貯蓄性商品があります。代表的な商品としては個人年金保険や養老保険があり、運用期間は長期になるものの、預金より高い利回りが期待できます。

しかも条件に合致していれば、保険料を支払っている時には生命保険料控除という税の優遇があり、貯めたお金を受取るときも一時所得扱いになる等、保険で貯蓄するメリットは意外と多いのです。

保障と貯蓄を一緒にできる生命保険商品とは?

先ほど述べたように貯蓄に向いた生命保険商品は多く、実際に加入している人も多いのですが、実は個人年金保険や養老保険は保障の観点からみると、あまり魅力的ではありません。定期保険や終身保険は小さな保険料で大きな保障を得ることも可能ですが、個人年金保険や養老保険は、どちらかと言えば大きな保険料で小さな保障しか得られないからです。

個人年金保険や養老保険は、保障と貯蓄を兼ねているというよりも、貯蓄目的の金融商品に僅かな保障が付いていると言った方が近いです。また、そもそも貯蓄性のない個人年金保険や養老保険がないので、これらは保障と貯蓄は別々が良いのか一緒が良いのかの議論にもなりません。

ではどのような商品が保障と貯蓄を一緒にできるかと言うと、例えば、死亡保障の終身保険や長期定期保険、特定疾病保険、医療保険、がん保険、介護保険など、イメージとして大きな保険料で大きな保障が得られる商品が挙げられます。これらの商品には、お金が貯まる機能を有している(その為、大きな保険料になるが)商品が存在しています。


保障と貯蓄を一緒にすると保険料負担が軽くなる!? 

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