さいごまでよいおつきあいをするには?

さいごまでよいおつきあいをするには?

傘と「いいお付き合い」をしている人って意外と少ないんです。
梅雨には手放せないけれど、オフシーズンには忘れられ、たまに出してくればカビてたり臭ったり。だから?ビニール傘が何本も家にたまってたりする人も。傘、結構かわいそうです。
梅雨のこの時期こそ、傘とのエコな付き合い方を考えてみましょう。


 

ケアは大事。
壊れても修理キットで意外と簡単にリペア 

まず、愛用の傘は長く、最後の最後まで大切に使いたいものですね。
基本的なケアの仕方などは「雨傘のお手入れの基本(by小物のお手入れ)」をご参考に実践してみてください。

でも風の強い日も使う傘には、破れた!壊れた!!などのトラブルもよく起こります。その時、あきらめずにちょっとがんばって、自分で修理してみましょう。修理キットもホームセンター等で市販されています。意外と簡単なのですよ!

自力で直せないばあい

自分では無理かなという場合でも、捨てる前にもう一息がんばってみましょう。
購入したお店へ頼むか、デパートなどの修理専門のコーナーへや、靴やバッグの修理専門店で傘も扱っているお店へ相談して!

直せる傘と直せない傘?

傘はじつはとても種類が多く、オリジナルに近いパーツを使っている傘もあって、そういう場合は基本的に製造メーカーでしか直せないのだそう。なかには修理はうけつけてくれないメーカーもあると聞きます。

日本洋傘振興協議会(Japan Umbrella Promotion Association)が品質を認めた証しである「JUPA(ジュパ)」というマークが入っている傘なら、販売店経由でその番号をたよりに修理の手配をしてくれるのだそうです。

なくさない工夫は「柄に印」

JRの忘れ物No1といえば、傘。ガイドも経験があります。お気に入りを無くしたときのテンションの下がり方といったら(涙)・・ですよね。
傘紛失は忘れ物のほか、傘立てで間違えたり間違われたりといった不運?もありますね。

これらの対策には名前や目印をつけること!地道だけど一番有効です。
子ども用なら当たり前なのですが、大人のものや、ましてやビニール傘にはつけていない人がほとんど。自信があるのか諦めているのか・・
つけるのは、刻印などの有料サービスもよし、名前シールや目印でもOK。
大切なのはそれを傘の柄(持ち手)の部分にすること。外出先の傘立てで間違うのを防げる上、忘れ物をしても探しやすいという2段構えのスゴ技でもあるのです。

ビニール傘モンダイとは?

ビニール傘が時々話題にのぼりますね。イザという時にすごく助かるビニール傘ですが、日本の1憶3千万本ともいわれる傘消費の半分以上を占めていて、壊れやすいことやその安価さから、簡単に捨てられます(最近は丈夫なビニール傘というのもあるそうですが)。ひどい場合は分別が面倒だからの不法投棄も。また、塩化ビニール製も多々あって、燃焼時に発生するダイオキシンが問題とされることもあります。量が多いだけに問題も大きいのです。

ビニール傘もリユース
アンブレラ・シェアリング

傘のリユースといえば、リサイクルショップや寄付、フリーマーケットという選択肢があります。

このほか最近は、家庭にあっても眠ってしまうことの多いビニール傘を中心にリユースの動きも活発になってきました。
駅や提携店に設置した傘ステーションで無料レンタルをし、提携場所ならどこでも返却できる、東京・渋谷の「MOTTAONAI傘プロジェクト」×「シブカサ」や、「和やかさんの名古屋傘」では、ちょっとお洒落にリメイクされたリユース・ビニール傘が活躍中。このようなアンブレラ・シェアリングの動きは全国でみられます。ビニール傘以外の(ふつうの)傘も対象とすることろもあるようですヨ。

リサイクル・リメイクの道も

壊れてしまった傘はリサイクル・リメイクという手段もあります。
傘の布部分を切り離してリメイクするエコバッグはあちこちで作り方講座も開かれているので、もし見かけたら参加してみてもよいですね。

一番大切なのは
直せる傘、大切にしたくなる傘を選ぶこと

なにより一番大切なのは捨てる量を減らせる「捨てない買い方」ではないでしょうか。同じ傘を買うのなら確実に修理に出せるかをチェックして、出せるのもを選ぶのもひとつ。そして、「これなら長く付き合いたいな」と思える一本を見つけること。


ところで、「エコの観点から」なんていうとすごくエラそうに聞こえますが、じつは単純に、好きな傘を長く愛用できたらうれしいなと思うガイドです。
鬱陶しい雨の日の外出が少しでも楽しくなるように。



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