そこで、そんな本棚に並んでいる本をインテリアの一部に変身させる方法を紹介しましょう。
STEP1 背表紙の前面を揃える
奥行きの違う本を並べるときに、つい奥の方へおしつけてしまいがち。そうすると、手前にデコボコができて、正面から見ると不揃いになってしまいます。一見これでもよさそうですが、手前をピタリと揃えて並べ替えると一目瞭然。本の高さがそろっていなくても、きちっとした感じに見えてしまうのです。 簡単なことですが、これが手軽に効果をあげる基本テクニック。いますぐにでも実行しましょう。 |
デコボコのBEFORE | 前面を揃えたAFTER |
STEP2 本の塊をつくる
高さが同じ本を集めて並べることができれば美しく見えますが、分類上そうもいかない事が多いもの。そんな時には、高さがバラバラな状態に手を加えて並べ直します。並べるときには、ちょうどVの字を描くように、中央を低く外へいくに従って高くなるように意識してください。 すると、本の塊ができて、前面を揃えただけの状態よりも更にまとまった印象が高まります。 |
前面揃いのBEFORE | Vの字状のAFTER |
STEP3 左右にゆとりをつくる
もっと素敵に飾って魅せるためには、本を塊にして左右にゆとりをつくると上手くいきます。 ひとかたまりが正面から見て正方形に見えるように、ブックエンドを使ってまとめます。さらに、両サイドに小物をディスプレイしましょう。 これで、本も立派な飾り物に見えてきます。これこそ「魅せる収納」のお手本。こうやって工夫を重ねていくうちに、本に限らず「魅せる収納」のテクニックが身についていくことうけあいです。 |
Vの字状のBEFORE | 左右ゆとりのAFTER |
次は、どうやっても整えにくい実用書や雑誌の魅せ方です。