消費者の「限定大好き」心理をつく
そもそも、私たちの心理として「限定」は非常に魅力的です。しかも、多少値段が高くても買ってしまうという、なんとも不思議な行動に出る。これは、例えるなら行楽地のお土産と同じ感覚です。その場でしか手に入らないということであれば、せんべいが1枚300円でも売れるし、鉛筆が1本200円でも買ってしまう。話がそれてしまったので、ダイキン工業、空気清浄機に戻りましょう。空気清浄機といっても、ただ空気をきれいにするだけではなくて、当然加湿の機能も備わっています。空気が乾燥する冬場では、加湿は非常に重要ですから、この機能は欠かせません。で、もちろん加湿をするときの水に含まれている菌も除去するのが、今の空気清浄機。いくら空気をきれいにしても、出てくる水分にバイ菌がうようよしていたら意味がありません。きれいな空気と水分、この2つがなければいけないということです。
空気清浄機の未来は「スマートフォン」?
将来的には、ペンダント状の空気清浄機も発売になる、かも?
ここまで小型化されると、値段的にどうなるのか不安でもありますが、少なくとも24時間きれいな空気に囲まれることは可能になるのではないでしょうか。冬場や花粉の季節には爆発的に売れるかも。そんな感じに、空気清浄機の未来を考えてみたわけですが、まずは直近で通常の部屋サイズのものに着目するのがいいでしょう。家電屋さんに行ったら、その性能を直接感じてみてください。