グループ2の人
やった!ボーナスが増えた!
グループ2は、貯蓄が十分にある人、貯蓄があってなおかつ使う予定が当分はない人、今後もそれなりのハイペースで貯蓄ができそうな人などです。グループ2の人は、安全性重視のお金(預金)は十分にあるようですから、今後は積極的な運用も検討してみてはいかがでしょうか。
ハイリスクの投資は、割合を少なめに
ETFで、日本株式に幅広く投資
個別銘柄を選ぶのが大変であれば、グループ1で紹介したインデックスファンドや、それに似た商品に「ETF」がおすすめです。これは株式市場に上場されている投資信託なので、株式銘柄と同様に市場でタイムリーに売買できるのが特徴です。
円高メリットを享受しよう
円高のメリットを受けるためには、外貨MMFや外貨預金(グループ1参照)などのほか、外国の債券や株式に投資する投資信託も取り入れてみてはいかがでしょうか。日本の景気回復スピードはいまひとつでも、世界には新興国など成長めざましい国々があります。
先進国より新興国のほうがリスクが高く、債券よりも株式のほうがリスクが高いという特徴があります。先進国の債券に投資するものをベースにしつつ、新興国の株式に投資するものを少し取り入れるというのはいかがでしょうか。リスクが高いものは投資金額を少なめにするのが基本です。先進国の株式や新興国の株式に投資するETFも東証に上場されていますので、検討してみては?
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