史上稀に見る華やかさと大混戦
国内外のGTマシンが異種格闘技戦を展開する人気レース、「SUPER GT」。2010年シーズンは最高峰のGT500クラスにホンダのニューマシン「HSV-010 GT」が加わり、GTの歴史の中でも際立って華やかなシーズンになりました。また最終戦のツインリンクもてぎ戦まで白熱のチャンピオン争いが展開され、GT500クラスは9チーム、GT300クラスは6チームが覇権を争うという大混戦ぶりに。特にGT500クラスはホンダ、レクサス、ニッサンの3大メーカーのマシンがレギュレーションに合わせたFR車になったことで、毎レースごとに激しいバトルが見られるという非常にエキサイティングなシーズンになりました。
GT500クラスのチャンピオンに輝いたのは
「#10 ウイダーHSV 010 GT」(小暮卓史/ロイック・デュバル)
ウイダーHSV-010 【SUPER GT.net】
これにより「フェアレディZ」「レクサスSC430」「ニッサンGT-R」に続いて、GT500クラスではまたもやデビュー初年度のマシンがチャンピオンを獲得となりました。
TOMICA Z 【SUPER GT.net】
次のページでは今年の「SUPER GT」の主なトピックスを振り返ります。