Mac OSの使い方/AppleScript、ターミナルを使う

Automatorの使い方(3ページ目)

「Automator」は、Macならではのスーパーユーティリティ。誰にでも簡単に使えて、まるでおもちゃのブロックを組み立てるかのごとく、誰でも簡単にコンピュータの操作が自動化できます。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

選択している「PNG」画像を「JPG」に変換

mixiの日記やブログなどを作成するとき、画像形式をJPEGにする必要があります。このような場合、せっかく作った画像を一つずつ変換するのは面倒ですよね?

Automatorのアクションに「イメージのタイプを変更」というのがありますから、これを使わない手はないでしょう。以下のように作成・利用します。

●作成手順
  1. 「ライブラリ」でFinderを選択し、「選択された Finder 項目を取得」「Finder 項目にフィルタを適用」「イメージのタイプを変更」を配置します。
  2. 「Finder 項目にフィルタを適用」の条件には、対象となる画像のみを絞り込む条件に変更しましょう。例えば、Photoshopなら「名前拡張子」で「psd」「を含む」にし、スクリーンショットによる画像の場合は「名前拡張子」で「png」「を含む」にします。
  3. 変換したいイメージのタイプを指定します。
undefined

 

上記のようにアクションを配置したら、「ファイル - プラグインを別名で保存…」でプラグイン対象を「Finder」にし、「JPEGに変換」というファイル名で保存します。

●使い方
目的の画像ファイルをFinder上で選択状態にし、control+クリック(右クリック)して出てくる「Automator」のサブメニューから「JPEGに変換」を選びます。

するとサムネイルアイコンが付いて、ファイル名も自動的に「~.PNG」から「~.JPG」に変換されます。


AppleScriptでより詳細な設定もできる

Automatorは主にFinderのファイル操作をしたり、Spotlightのコメントを追加したりする作業は、いろいろ組み合わせて作成できますが、あくまで一連の作業手順を間違えないようにするためのもの、という程度のものです。

AutomatorはAppleScriptを組み合わせて使うことができますので、AppleScriptを少しでも使いこなす事ができれば、作れるものに幅ができます。これを機会にAppleScriptも始めてみてはいかがでしょうか?


【関連情報】
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