機能バランスの良いノートPC
CPUは最新の物を採用し、クアッドコアで3Dゲームにもある程度対応するため基本機能は高い。SSDに比べると体感速度は若干劣るが、このクラスの製品としては、Blu-rayやUSB 3.0対応など最新機能も含めバランスがとれていて、一般的な利用で機能が不足することはない。10キー付のキーボードは、悪くない物の、キーボード品質に特にこだわる方には不満が残るかもしれない。完成度も高い美しいデザイン
筐体左側の各種インターフェース。USBやHDMI、LANなどがまとまっている
性能、サービスに余裕のあるA4ノート
FMV-LIFEBOOK AHシリーズは15.6型液晶を搭載する普通に使えるノートパソコンだが、このAH77はその中でも、性能に少し余裕のある製品を求めている方に最適な製品だ。TV機能や3D(立体視)表示は用意されていないが、上位モデルにはこの機能搭載モデルもあり、CPUスペックなどが低いよりコストパフォーマンスの高いモデルもある。その中でも、CPUスペックやHDD容量から、少し長い間余裕を持って使えるのがこのAH77となる。普通に使えるが、とがった点も少ない
キーボード配列、タッチパッドなど、日常使う機能が無難にまとまっている
サポートなどを含めるとこれが妥当
2011年1月下旬現在、18万円前後の価格は海外系メーカー品に比べるとどうしても割高感はある。しかし、基本スペックが高い点を含め、サポートや筐体の完成度などスペックには表せない部分での品質は高い。単に値段と機能だけではなく、日本全国での買いやすさ、購入後のサポートなども考えれば、これは妥当なところと言えるだろう。【関連リンク】
富士通 FMV LIFEBOOK AH77/C