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迫るアメリカ中間選挙、今年の争点は?

4年ごとのアメリカ大統領選の前後2年目にある議会の選挙、いわゆる「中間選挙」の投票日が近づいています。大統領にとって最初の審判とも言われる中間選挙、今回は何が争点になるのでしょうか?

執筆者:All About 編集部

中間選挙とは?

アメリカ

景気が回復しないアメリカ。国民は中間選挙でどのような審判を下すか?

まずは、アメリカの中間選挙の仕組みと、今年2010年の改選議席数などを確認してみます。

中間選挙とは、アメリカ大統領選から2年ずつずれた年に行われる、アメリカ議会の上下院を中心とする大規模な選挙のこと。毎回の大統領選から2年ごとにずれた年に行われるので、中間選挙も2002、2006、2010、2014年と、4年に1回行われていきます。

直近の大統領選は2008年にあり、アメリカは2009年初頭から現職のオバマ大統領になっています。2010年に行われる中間選挙は、オバマ大統領にとって就任以来最初の国民からの審判になる重要な選挙です。

今年の中間選挙の概要

2010年の中間選挙は、11月2日が投票日になっています。今年の選挙では、上院、下院の選挙、そして全米各州の知事選も同時に行われます。

米議会において上院議員の任期は6年で、2年ごとに3分の1が改選されます。定数は100ですが、今回の中間選挙では、その内37人が改選される予定。現在の議席は、民主党59、共和党41です。その内、民主党40、共和党23は非改選。

一方、下院の定数は435で、任期は2年。任期が2年だけなので、今回の選挙では435議席全てが改選されることになります。現在の議席は、民主党が255、共和党が178、欠員2となっています。

知事選では、全米50州のうち37州の知事が選出されます。
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