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輸入住宅らしいアイテム -シャンデリア編-(2ページ目)

輸入住宅らしいアイテムとして、今回取り上げるのはシャンデリアです。輸入住宅のすべてにシャンデリアが設置されているわけではありませんが、高い天井から吊り下がり、キラキラと輝くシャンデリアはオーナーのこだわりであることが多いようです。

大塚 有美

執筆者:大塚 有美

長く暮らせる家づくりガイド

天井高とシャンデリアの大きさに注意して

ひと口にシャンデリアといっても、植物の葉を模した飾りや曲線になったアームが優美な雰囲気のクラシックスタイルから、装飾の少ないモダンスタイルまでいろいろなデザインのものがあります。けれども、どのシャンデリアにも言えるのは、ほかの照明器具に比べて器具が大きいこと。よって、天井の低い家には向かないのです。

シンプルシャンデリア

このようにシンプルなデザインのシャンデリアもあります

シャンデリアの中でも人気の高いクラシックスタイルのものは、小さなものでも本体が50cm前後、大型のものになると1m以上になります。さらに、チェーンの長さが加わります。

シャンデリアを設置するときには、シャンデリアの一番下のパーツから床までの距離が2m以上になるようにするのが理想です。輸入住宅は、従来の日本の家よ り天井が高い仕様になっていることも多いのですが、あまり大きなシャンデリアを設置すると圧迫感のある空間になってしまうことも。天井高を調べてからシャンデリア選びをしたほうがいいでしょう。

ほかの照明器具と組み合わせて

シャンデリアは照明器具ですが、明るさを確保するというより、装飾性の高い器具です。シャンデリアは複数の光源のW数を合計して明るさを判断しますが、白熱球の場合は同じW数の蛍光灯と比べるとかなり暗く感じることもあります。部屋の用途にもよりますが、シャンデリアだけでその部屋に必要な明るさを確保するのではなく、ブラケットなど、ほかの照明器具と組み合わせるのがおすすめです。

また、輸入品のシャンデリアの中には、光源に使われている電球が高価なものや、日本では手に入りにくいものを採用している製品があります。その一方で、電球タイプの蛍光灯でも使えるシャンデリアもあるので、事前に細部まで確認してから購入を決めましょう。
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