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ドバイの物価2018 宿泊費、チップ、ホテルの予算編

ドバイの5つ星デラックスの最高級ホテルから、長期滞在者向けの、サービスアパートメントホテルまで用途別に種類は様々です。よって、どこを選ぶかによって旅行予算も大きく変わってきます。ここでは、ドバイの宿泊料金予算をご紹介します。

西田 麻紀

執筆者:西田 麻紀

ドバイガイド

ドバイのホテルは高い?

アラビア建築を満喫できる、The Palace The Old Town

都会の隠れ家的ホテルホテルザ・パレス・ジ・オールド・タウンの最高級スイート、ザ・パレス・スイートCopyright Of The Palace The Old Town

2000年前期のホテル建設ラッシュの末、ホテルパラダイスとなったドバイですが、宿泊施設が多くできた事と客室の数も多くなったことや民泊のような方法で宿泊するなど旅行者にとっても選択肢が増えているようです。その結果、高級ホテルにもお得なプランが登場したりと旅行客にとっては嬉しい価格で予約できることも。

5つ星デラックスの最高級ホテルから、長期滞在者向けの、サービスアパートメントホテルまで用途別に種類は様々。どこを選ぶかによって、旅行予算も大きく変わってきます。

ジュメイラビーチエリアや話題のバージュカリファ周辺は、5つ星ホテル以上がほとんどで、比較的築年数も新しいものが多いよう。5つ星ホテルなら800~1万ディルハム(2万4000~30万円)……、高いものでは余裕で2万ディルハム(60万円)くらいまで跳ね上がったりと差が多く、どこを選ぶか頭を悩ませられそうです。一般的に中級ホテル(3~4つ星クラス)なら1室300~500ディルハム(9000~1万5000円)程度を目安に。5つ星で少し高めなホテルでもインテリア、エクステリアともにかなり豪華なものが多いので、お得な気分に浸れることは間違いないでしょう。

また、キッチンや食器、洗濯機などが完備し、日常生活ができるサービスアパートメントなども最近は利用しやすくなっています。デイラエリアや日本のサービスアパートメントがあるディスカバリーガーデンなども穴場。料金も、新しくサービスが行き届いたところでは、中級ホテルと変わらない位の金額で部屋も広々としています。ただし、タクシーがホテルよりは、捕まりにくいのでご注意を。

ガイドがおすすめホテルを厳選!>>>ドバイのホテル

ホテル料金ハイシーズン、ローシーズン

ジュメイラビーチエリアのリゾートホテル、アルカッスルホテル

ジュメイラビーチエリアのリゾートホテル、アルカッスルホテル

ドバイのハイシーズンは、冬と呼ばれる10~3月、そしてローシーズンは夏と分類される7~9月。気温が50度近くまでなる夏がローシーズンといわれるのは、想像できるところですが、その暑ささえ我慢すれば、お得に旅行できる良いシーズンと解釈することもできるでしょう。実は、ドバイ最大のバーゲンのひとつ、サマーサプライズも、このローシーズンに開催されます。

ホテルが続々とオープンしているドバイでは、最近ではホテル間の競争も激化しリーズナブルなキャンペーンプロモーションを企画するホテルも増えているよう。ハイシーズンでも、あきらめずにお得な情報を集めてみて。

ドバイのチップ事情

チップ

チップに使い易い金額。緑が10ディルハムでピンクが5ディルハム

意見が分かれやすい、チップについて。日本のガイドブックなどで、チップ不要と書かれているのをたびたび見かけます。もともとドバイにはチップ文化は、存在していなかったよう。しかし観光が栄え、働く人々の国籍も多様化してきて、そのスタイルも変わってきているように思います。

私は、1回の旅行でチップ用に200ディルハム(約6000円)くらいをあらかじめ、5・10ディルハム札にして用意します。タクシーには距離にもよりますが2~3ディルハム(つり銭などを使う)、ポーターやお部屋を案内してくれた担当者には5~10ディルハム(高級ホテルでサービスが徹底している場合は2~30ディルハム)、1日貸しきりドライバーにはお昼代を考えて30ディルハム支払うなど本当に「気持ち」の問題です。

ドバイで働く旅行ガイドやドライバーから「日本人はチップを払わないの?」 と聞かれることがしばしばありました。無理に払う必要はないのですが、良いサービスを受けたらチップを払うというのもひとつの素敵な感謝の形ではないでしょうか。

ドバイ旅行のハイライト、 食事の予算はこちら>>>ドバイ旅行食事予算
その他、ドバイの物価はこちら>>>ドバイの物価
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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