収納

場所をとらずに傘が片付く新・収納対策

傘立てすら置けない小さな玄関では、傘の置き場が悩みのタネ。長靴と濡れた傘で玄関はビショ濡れ状態。そんな憂うつな雨日でも爽快に片づく秘訣を伝授します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

傘の出番が多い季節に困るのは、傘の置き場所。狭い玄関は、傘とレインシューズでいっぱい。そんな憂うつな雨降りでも、気持ちよく出入りできる玄関収納をご紹介します。

マグネットとリングで傘を下げる

100円商品を使った傘ホルダー

手作りバッグの持ち手になるリングは100円商品。安価な傘ホルダーに変身

玄関の扉を開けたら、階段や踊り場などの共用通路になっているマンション。通路に面した窓の桟に、家族の傘がズラリと並んでいる光景に見覚えがありませんか? 玄関には脱いだ靴を並べて置くのが精いっぱいで、傘立てを置く余裕すらないというのが実情。かといって、濡れた傘を持ったまま室内からベランダまで持ち運ぶなんて到底無理な話です。

そんな小さな玄関では、扉を使ってみてはいかがでしょう。マグネットが使える扉なら、フック付きのタオルハンガーをピタっと取り付ければ、そこに傘を引っ掛けておけます。家族が少なければ、フック式のマグネットに手芸用リングを引っ掛ければ、簡易ハンガーの出来上がり。濡れた傘は、水分を雑巾でサっとぬぐって掛けておけば安心です。


長押タイプの壁掛けグッズに引っ掛ける

無印良品の長押タイプの収納

無印良品の「壁につけられる家具」なら省スペース

廊下のように幅の狭い玄関では、まさしく猫の額のようなタタキしかありません。そこに靴と傘とを同居させてしまうと、脚の踏み場のない状況になってしまいます。近頃は長傘もしまえるように配慮された下駄箱がありますけれど、そうなっていないタイプも依然として存在しています。

一方で幅の狭い玄関だからこそのメリットも見逃せません。それは、壁面が利用できるということです。その壁の下地が石膏ボードでできているなら、壁に取り付けられる長押タイプの壁掛けグッズを利用しましょう。

石膏ボード用のピンを使うので、賃貸でも大丈夫。長押タイプなので、長傘の柄が引っ掛けられて便利です。また、S字フックを使えば、折り畳み傘も吊り下げられます。これなら省スペースで、通行の邪魔にもなりません。

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