見た目のおいしさ、基本は黄・赤・緑+白・黒(茶)
お弁当箱を開いたときの彩りがよいと、食欲を誘い、食事も楽しくなりますね。彩りの基本は、黄・赤・緑の3色と、白・黒(茶)の2色をプラスした、計5色。毎回必ず入れなければならないわけではなく、あまり難しく考えずに、あくまで目安としましょう。食材で足りない色があれば、例えばふりかけなどで足してあげるのもOKです。卵やかぼちゃ、さつまいもなどの黄色食材
卵やかぼちゃ、コーン、さつまいも、黄パプリカなど。じゃがいもやごはんなど色の薄い食材をカレー粉で味付けしても黄色になります。
にんじんやハム、ミニトマトなどが赤色食材
ミニトマトやにんじん、赤パプリカ、かにかまぼこ、エビ、鮭、ハムなどの食材のほか、ケチャップやでの味付けや桜でんぶも赤色に。
さまざまな野菜が使える緑色食材
きゅうり、枝豆やソラマメ、葉物など、種類はたくさん。緑野菜をそのまま食べるのが苦手なお子さんなら、みじん切りにして卵焼きに混ぜたり、わかめなどをご飯に混ぜても。
ごはん、チーズ、じゃがいも、かまぼこなどの白色食材
ごはん、はんぺん、じゃがいも、ちくわ、かまぼこなど。チーズなど。他の食材と組み合わせやすい食材が多いので、アレンジも自在。
のり、ごま、煮豆などの黒茶色食材
海苔、ごま、ひじき、しいたけ、ごぼう、こんにゃく、黒米といった食材のほか、揚げ物や焼き物など。ハンバーグや唐揚げといった、お子さんの大好物が多いので、無理なく入れられます。あまりこの色の比率が高いと、お弁当全体の色が暗くなってしまうので注意して。
見た目の楽しさでお弁当を演出
お子さんの大好きなキャラクターや動物の形をかたどった「キャラ弁」も大人気。近年はその人気から、レシピ本やグッズも多数登場。野菜を星型やハート型に抜いたり、おにぎりに目や口にかたどった海苔を貼ったり。ウズラ卵に黒ゴマをつけて顔にしてあげるだけでも、楽しさが増しますね。
作り手が楽しんで
毎朝のお弁当作りは、体調が悪い時や寝不足の時などは、作り手にとって時に負担になる時もあります。市販のグッズや冷凍食品、お惣菜、ふりかけなど、毎日のお弁当づくりの助けになるものがたくさんありますので、何よりも作る側が無理しすぎないことが大切。便利なものも上手に取り込みながら、お弁当作りを楽しんでくださいね。【関連記事】