住宅工法/耐震住宅・住宅工法

一戸建てはどんな構法・工法があるの?(2ページ目)

建物は、構法・工法の形式やつくり方の違いによって分類されています。選んだ構法・工法によって、まったく異なった建物になります。今回は、そんな構法・工法についての基本的な知識をまとめました。参考にご覧下さい。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


主な構法・工法の名称や特徴-鉄筋コンクリート造(RC造)編

<ラーメン構造>
柱や梁が室内に出てくるので、室内空間のデザインに影響します。しかし柱以外の場所には自由に間仕切りを設けたり、窓を設けることができるので、自由な空間をつくりやすい構造です。
ラーメン構造

ラーメン構造


<壁式構造>
壁や床が柱や梁の役目をするため、室内空間はすっきりとします。耐力壁を必要とするので、大きな空間をつくることはできません。個人住宅などに適しています。
壁式構造

壁式構造

ガイド佐川のワンポイントアドバイス

構法・工法を知ることで耐震性や耐久性はもちろん、外観や内観も変わります。2×4工法であれば壁が多くなるので壁を上手く使ったインテリアを、木造軸組工法の真壁であれば、柱と梁を見せてナチュラルなインテリアでまとめてもキレイでしょう。構法・工法の選択は、安心安全はもちろん、間取りや室内空間のイメージまでも変えるのです。
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