風邪薬にも副作用はあるのでしょうか
市販の風邪薬で悪化したり3~4日経っても症状が変わらない場合は医療機関へ! |
A:はい、お答えしますね。確かに、市販されている薬は風邪薬だけでなく、厳しい試験(※)をして、厚生省の認可を受けている製品なのですが、副作用が出ないというわけではありません。
人によっては、副作用が出てしまうこともありますので、市販の風邪薬を選ぶ注意も含めて、ご紹介しますね。
※医科向け(処方せんが必要な薬)の試験(治験)については、こちらでご紹しています→お薬の基礎知識Part16 治験について
買う前の注意点
まず、急いでいてもお店の薬剤師に相談してください。相談のポイントとして以下があります。1.症状(のど、鼻、熱など。いつからか)
2.アレルギーの有無(特に卵アレルギーなどがあるかどうか)
3.これまで飲んだ薬の副作用やトラブル、その薬の名前(これまで、薬を飲んだときにおきた副作用やトラブルの内容と、薬の名前は覚えておくか、小さい紙やカードに書いて、お財布などに入れて常に携帯しておきましょう)
4.今、他に飲んでいる薬や、健康食品など
5.その他、気になることや要望
(要望に関しては、眠くなりにくい、一日一回が良い、錠剤が良い、漢方が良い、安価なものなど、相談してみてください)
※ご参考までにお薬の基礎知識Part10 風邪薬の選び方をご覧ください
持病に関する注意
また、特に、以下の方は、薬剤師に相談するか、医療機関で医師に相談してください。この4つに関しては、薬によってその病気が悪化することがありますので、きちんと伝えて、薬剤師に薬を選んでもらうか、医師に相談してください。
アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、
プロメタジンメチレンジサリチル酸塩