独立行政法人 労働制作研究・研修機構によると、厚生労働省の「平成10年技術革新と労働の実態調査」では、コンピュータ機器の使用に伴って「目の疲れ、肩のこり等の身体的な疲労を訴える者が増えた」と認識している事業所は28.5%。仕事でコンピュータ機器を使用することに身体的疲労・自覚症状を感じている労働者は、77.6%で、疲れの部位別にみると、「目の疲れ・痛み」(90.4%)、「首、肩のこり・痛み」(69.3%)にものぼります。

オフィスはもちろん家庭でもパソコンやテレビゲームをする時間が増えるなど、「疲れ目」「眼精疲労」は、現代人の持病の一つといえそうです。今回は、疲れ目・眼精疲労の緩和に役立つ栄養成分や、ポイントをご紹介しましょう。

疲労・眼精疲労とはどんな症状でしょうか

私たちの脳に送られてくる情報の約8割~9割は、目から得ていると言われています。私たちが無意識のうちに、目はよく働いているものなのです。

目のレンズの役割をする水晶体のまわりにある毛様体筋という筋肉が、疲労した状態が「疲れ目」。目は、毛様体筋が伸縮することで網膜に焦点を合わせていますが、例えばパソコンなど、近いところにあるものを長時間見続けると毛様体筋が緊張したままになると疲れてしまうのです。

「疲れ目」は、ひと晩寝れば取れるのですが、「眼精疲労」はより症状が重く、目を休ませても目の痛みやかすみ、頭痛などの症状が継続したり、頻繁に疲れが出るます。

眼精疲労から肩こり、頭痛へ

眼精疲労"
眼精疲労が長期化し、勝つこりや頭痛になることも…。
眼精疲労の主な症状は、充血、かすみ、目の痛み、視力低下、さらには目以外にも肩こりや頭痛、吐き気、食欲不振などが起こることもあります。さらに進行すると、自律神経にも影響し、イライラや抑うつなどの症状がでることもあり、「たかが目の疲れ」と侮れません。

目への負荷をできるだけ少なくするための詳しいポイントなどは、「目の健康」のサイトをご参考になさってください。

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