おしっこのチェックポイント
- おしっこをする回数に変化はないか
おしっこをする回数が多すぎる場合は、膀胱炎や腎臓疾患などが関係していることも。
- おしっこの量に変化はないか
量が多すぎる場合には、腎臓疾患や糖尿病の影響を受けていることも考えられ、逆に少ない場合には、尿路結石、腎臓疾患、膀胱炎などの可能性もある。結石は水分不足とも関係するので、冬場でも適度な水を飲めるように気配りを。
- おしっこの色はどうか
血が混じっているような色のおしっこが出た時には、タマネギ類による中毒や膀胱炎、尿路結石などの疑いも。
うんちのチェックポイント
- うんちの形状はどうか
軟便や下痢の場合は、食べすぎ、脂肪分の摂りすぎ、腸内寄生虫、消化器系の病気、伝染性の病気、ストレスなどが考えられ、逆に硬すぎる場合には、カルシウム分の摂りすぎ、食事量が少なすぎる、消化器系の病気などの可能性もあり。犬パルボウィルス感染症に罹った犬では、トマトジュースのようなドロッとした血便が出るのが特徴。
- うんちの回数はどうか
小腸性の下痢では、ウンチの回数が増えることが多い。便秘の場合は、腸閉塞や会陰ヘルニア、前立腺肥大など前立腺の病気、高齢などが原因になっていることも。
- うんちに異物が混じっていないか
うんちに血が混じって時には、伝染性の病気、消化器系の障害、腸内寄生虫などを原因としてあげることができる。血の色が鮮血のようであれば肛門に近い部位、やや黒っぽい色をしている時にはより胃に近いほうの部位で出血が起こっていると考えることができる。また、明らかにウンチに虫が見られる場合には、動物病院で駆虫薬を処方してもらうように。