子犬を迎え、新しい生活のスタートです。しかし、子犬時代は犬として多くのことを学ぶ大事な時期。だからこそ、なるべく失敗の少ないように育てていきたいものですね。そのためのポイントとなるお話です。

しつけと性格形成に大切な社会化の時期

ミニチュア・シュナウザーの子犬
子犬期~成長期、犬は多くのことを学ぶ。
待ちに待った子犬がわが家にやって来る! 胸弾むところですが、その前に、どうやって子犬を迎えたらいいのか、どうやって育てていったらいいのか、ある程度の知識を蓄えておきましょう。

まず知っておいて頂きたいのが、子犬の「社会化」について。人間の子供も育てられた環境や経験が後の成長に大きな影響を与えることはよく知られていますが、犬であっても同じ。子犬時代に犬は実に多くのことを学びます。それは犬としてのつきあい方だったり、猫など他の動物や周囲の環境への対応だったり。どれだけ「いい経験」を「多く」させてあげることができるか、これがポイントとなります。この社会化がうまくできるかどうかで、しつけもよりスムーズに入りやすく、性格的にもより穏やかで落ち着きのある子へ育てることが可能なのです。

昨今、犬の問題行動という言葉がたびたび取り上げられるようになりましたが、社会化がうまくできた犬は問題行動を起こしにくいと言われています。犬と楽しく暮らすためにたくさんの「いい体験」をさせて、うまく環境に慣れさせてあげてください。

子犬の成長段階

犬の成長は早いものです。その成長スピードとは、いったいどのくらいのものなのでしょう? 簡単にご説明しましょう。

犬の成長期は以下のように分けることができます(以下の数字はだいたいの目安です。専門家によっては細かい数字が若干異なることを心おきください)。

  1. 出生前
    母犬のお腹の中にいる間
  2. 新生子期
    生まれおちた日~生後12日くらいまで 
  3. 移行期
    生後12日くらい~生後3週齢くらいまで 
  4. 社会化期
    生後3週齢くらい~生後3ヶ月くらいまで 
  5. 若年期
    生後3ヶ月くらい~性成熟する頃まで 
  6. 成熟期
    性成熟以降