雑貨/キッチン雑貨・テーブルウェア

カレーが食べたくなるうつわ(2ページ目)

季節を問わず、老若男女に愛される最強のメニュー、カレー。雑貨屋さんやうつわ屋さん総勢10名(+私)に「マイ・フェイバリット・カレー皿」をご紹介いただきました!

江澤 香織

執筆者:江澤 香織

雑貨ガイド

アイ・スタイラーズ 玉木さんのうつわ

包容力のあるうつわ
青山のインテリアショップ、アイ・スタイラーズでプレスを務める玉木さんのお気に入り。陶芸家・井山三希子さんの工房を訪れたときの記念のひと品だそうです。 カレースプーンは漆器作家・山岸厚夫さんのもの。

「そのカタチ、大きさ、そして黒という色が、色々な料理に合わせやすく、 うちで一番登場回数の多い器です。カレーもいつもこの器で食べてます。 淵が立ち上がっているので沢山盛ってもこぼれないし、とにかく使いやすいです。 スプーンは、実はお店で扱っていて、欲しいなと狙っているもの。 山岸さんの作品は汁椀などを使ってますが、持った時の感じ、 口に触れた時の感じなど、深く研究しつくされているだけあって、 使い心地がいいんです。このカレースプーンも、さぞかしおいしくカレーが食べられるだろうと、 とても気になってます。」

山岸厚夫・スプーン 5,250円


アイ・スタイラーズ南青山本店
東京都港区南青山4-23-10
tel 03-5464-0511
11:00~19:30 不定休
http://www.i-stylers.jp/



SPOONFUL おさださんのうつわ

ぽってりと柔らかい
北欧雑貨のオンラインショップを運営するおさださん。おさださんの愛用品は、 10年くらい前にAFTERNOON TEAで販売していた、アメリカの作家・バーバラアイガンのものだとか。 大手雑貨屋さんで長年バイヤーを務めて培ったセンスが、お皿ひとつにも漂っています。

「バーバラアイガンは随分前から、ぽってりとした質感と アイボリーやカボチャのような黄色が気に入っていて、 少しずつ集まり、気づけばコレクションしていました。この深皿はアイボリーとイエローを 1枚づつ色違いで購入し、カレーやポトフなどに使っています。 スプーンはコペンハーゲンのアンティークショップで買ったもの。 スプーンの部分が菱形っぽい丸が珍しい形で、木の持ち手も気に入りま した。ちなみによく作るのは、なすとひき肉のドライカレーです。 一緒にあるとうれしいのはラッキョと刻んだゆで卵。 あとはトマトサラダがあるとベストですね。」

SPOONFUL
http://www.spoon-ful.jp/



hygge キタムラさんのうつわ

素朴で温かなうつわ
小高い丘の上にぽつんと建った小さな古い家で、週末ショップを営むキタムラさん。 キタムラさんの選ぶものたちは、古いけど親しみのあるものやアジアの少しぶきっちょな雑貨。 この木のうつわも、どこで見つけてきたのか、もうわからなくなってしまったそう。 木のスプーンでいただきます。

「ポッテリとした丸みと素朴さが気に入っていて、カレー皿として幾たびも登場しています。 スプーンも食べやすいデザインで好き。ちなみに、私が作るカレーは フェアトレードで売っているスリランカカレーのペーストと ココナッツミルクで作る甘辛いカレーです(これが美味しくてクセになる!)。 具はチキン・人参・タケノコ。」

hygge(ヒュゲ)
兵庫県川西市花屋敷山手町11-1
12:00~18:00 土日のみ営業 詳細はHP参照
http://www.h4.dion.ne.jp/~monpa/index.html



スタイルストア 小松さんのうつわ

カジュアルスタイリッシュ
日々スタイリッシュな雑貨を目にして過ごしている、スタイルストア・ショップスタッフの小松さん。 ご自身が愛用しているのは、プロダクトデザイナー・小松誠氏による陶磁器のシリーズ。 スプーンは、1965年にノリタケが雄大なナイル川をイメージして作った、 カトラリーシリーズの復刻版です。

「卵のような少しいびつな形が気に入っています。シンプ ルにカレーを盛っても、ちょっとスタイリッシュに見えるし。大きめなので、 友だちを家に呼んだときに、オードブルをちょこちょこ盛るの にも愛用しています。スプーンは、60年代の懐かしさがありながら、 今も普通にツカエル優秀なスプーンです。 持ち手も、盛り具合もちょうどいい、たっぷりサイズなんです。」

小松誠・遊器 プレートL 3,150円
スプーン 60VISION・ダイニングカトラリーセット \5,040(セット販売)


All About スタイルストア
http://stylestore.jp/



雑貨ガイド 江沢のうつわ

白は日本で緑はフランス
散々みなさんのすばらしい逸品を見た後で、自分のうつわを出すのは恐れ多い気がします。だからずるっこして、2枚紹介いたします。 左は陶芸家・岡田直人さんのうつわ。岡田さんの作る陶器の色と質感が好きなので、他にもいくつか持っていますが、一番出番の多いのはこれ。 底の収まりがよくて縁の上がり方もちょうどいいのです。さらりと使いやすく、和にも洋にも合うので、カレーに限らずなんでも活用しています。 右は一見、織部の和食器にも見えますが、フランス・プロヴァンス地方の民芸品。深いグリーン色にカレーを入れると、さらに元気が出るような気がしています。 ちなみに、私がよく作るカレーはカボチャとレンズ豆を入れたもの。 ぽくぽくしたカレーなので、ご飯以外にパンと合わせることもよくあります。



みなさんそれぞれ独自の「好きなカレーの食べ方」があるようで、集まったうつわも個性溢れるものとなりました。ご協力いただきましたみなさん、どうもありがとうございました。



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