さて、そのベスト5は
第1位 中目黒(東急東横線・日比谷線)
第2位 蒲田(京浜東北線・京浜急行線・東急多摩川線・東急池上線)
第3位 笹塚(京王線)
第4位 八丁堀(日比谷線)
第5位 5万円トライアングル=綾瀬・亀有・北綾瀬(千代田・常磐線)
です。以下、具体的にそれぞれの街の住みやすさ、おススメの理由などを見ていきましょう。
第1位 中目黒
足回り、飲食店、おしゃれ度で◎。物件供給増にも期待
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山手通りと中目黒駅。右手は2002年に完成した再開発ビル。将来は山手通りを挟んだ反対側にも同様のビルが建つ予定。 |
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目黒川沿いには古い一軒家やマンションを改造した店舗が増えている。 |
さらに、この街は駅南口再開発、区役所移転に続き、2009年以降変化を続けてきました。駅前の上目黒1丁目再開発でタワー、飲食店などが増加、渋谷から池袋に伸びる東京メトロ副都心線は2013年に東横線に乗り入れし、山手通りの拡幅工事もほぼ完了。山手通りの地下では往復4車線の中央環状品川線が2015年3月に完成予定で、この完成により、首都圏から東名、中央、関越その他外に向かう高速道路の利用が容易になります。そのあたりを見越してか、中目黒周辺では新築物件建設が進んでおり、この街はもっと面白くなりそうです。
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中目黒名物、目黒川の桜。川沿いには古いマンションが多いが、空きはなかなか出ない |
第2位 蒲田
猥雑なごちゃごちゃ感が独特、実質本位で選ぶなら……
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蒲田駅西口。ロータリーを挟んで、サンロード、サンライズ蒲田など商店街が並ぶ。 |
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日本一の安さを看板に掲げる飲食店も多い駅周辺。エスニック系の飲食店も増えている。 |
家賃は20m2前後のワンルームマンションで7万円~。駅周辺に商業施設が多いため、駅から10分以上歩く遠めの場所が中心で、かつ古く、20m2以下の狭い物件なら6万円台も。逆に駅近くなら8万円、9万円で分譲タイプ、30m2以上の広め物件という選択もできます。多少賃料を下げたいなら、乗換えはありますが、東急多摩川線、同池上線を狙うのも手。これらの沿線では広めの木造アパートが多くあり、賃料手頃で広い部屋に住めます。
ちなみに、京浜急行日の出町も蒲田と雰囲気が共通する街。ガイド的にはこちらもおススメです。