女性ならチェックしたい
3つのポイント
通勤の足回りは当然として、それ以外に街の条件として気になるのは、大きくまとめて以下の3点。具体的なチェックポイントを見てみましょう。
1、安全性
荒れた印象の街では安全な暮らしは望めない。高架下、公園などをチェックしてみよう |
具体的なチェックポイントとしては駅から部屋までの帰路。大きな駐車場や寺社など、人通りが少なく、かつ暗かったり、植栽が茂り過ぎていて死角になりやすい場所がないかどうかは必ずチェックしましょう。曲がりくねった路地も死角になりやすいので注意が必要です。
また、一戸建て中心の静かな住宅街は夜になると人通りが少なく、不安を感じることもあります。環境的には夜静かな住宅街がおすすめですが、一戸ずつのブロックが大きいお屋敷街で、あまりに静か過ぎる場所も逆に危険です。
もうひとつ、忘れてはならないのが土地そのものの安全性。首都圏でいえば多摩川と荒川の間の武蔵野台地、多摩川と鶴見川の間の下末吉台地、その奥に広がる多摩丘陵、千葉の湾岸沿いを除く下総台地、房総丘陵、埼玉の大宮市を中心とする大宮台地は比較的安全と言われますが、低地となっている下町、湾岸近くなどは揺れやすく、液状化などの被害を受けやすいと言われます。また、台地上でも周囲からみて低くなっているところは危険。事前にどのような場所かを調べてから選びましょう。
2、買い物の便利さ
スーパー、商店街ともに営業時間、休日などもチェックしておこう |
できれば、駅から部屋までの帰宅途中に商店街があり、買い物しながら帰宅できるのがベスト。ただ、住宅街の中の商店街では、日曜日は休み、営業は夜7時までと働いている女性に使いにくい場合もあるので、チェックは必要。帰宅が遅い人なら、24時間あるいは12時くらいまで営業しているスーパーがある街が便利です。
3、外食・中食事情
女性一人でも入りやすい雰囲気、頼みやすいメニューや手頃な値段であるかなどをチェックしよう |
食事事情ではお弁当屋さんやお惣菜屋さんなど、いわゆる中食事情もチェックしたい点。疲れて帰ってきても、温かい手作りお惣菜が買える街なら、一人暮らしも楽しくなりますよ!
広さは20m2以上を基本としたい。水回りやキッチンの広さも要チェック |
1位、桜新町(東急田園都市線)
家賃は高めですが、安全で静かな住宅街にコンパクトな商店街。しゃれた店も点在していて、大人の女性好み。休日も楽しめる街です。
2位、経堂(小田急線)
駅前周辺の商店街は夜間も元気。大学がある関係で意外に手頃な賃料で広い部屋が借りられる可能性がある街です。
3位、戸越銀座(東急池上線)、戸越(都営浅草線)
商店街の活気、物価の安さがうれしい街。ちょっと歩けば複数路線利用も可で、足回りも意外に便利です。
4位、神楽坂(東京メトロ東西線)
都会派なら、足回り抜群のこの街。飲食店も和洋中からエスニックまで豊富に揃います。ただし、ここも賃料はやや高め。
5位、川口(京浜東北線)
駅周辺に大型商業施設、商店街、シネコンなどが揃っている上、再開発でさらに便利に。同じ賃料でいろいろ探せる物件の豊富さもうれしいポイント。