住みたい街 首都圏/子育て・環境重視の街選び

海の近くの住み心地ってどうですか?

魚好きなので、海の近くの街に行くとわくわくします。マリンスポーツ好きが嵩じて外房に引っ越した知り合いがいます。夏になると行きたくなる海辺の街に住んでみたら?をいろんな人に聞いてみました。

中川 寛子

執筆者:中川 寛子

住みやすい街選び(首都圏)ガイド

海辺に住みたいと思ったのは
どうしてですか?

ウィンドサーフィン
サーフィン、ダイビング、ウィンドサーフィンなどなど、海でのスポーツは数多い
海の近くに住む人にとって海は自分の庭であり、遊び場。そのため、海の近くに引っ越したという人に話を聞くと、マリンスポーツをもっと楽しみたいから、という声をよく聞きます。例えば、3年前に湘南に引っ越した看護師の女性は「夜型の生活を180度変えたくて、サーフィンをやりたくて湘南へ。まったく土地勘のない場所でしたが、サーフィンを通じて地元の友達が増え、それまでの仕事オンリーの暮らしからホントに180度転換です。生活というより、自分の人生そのものが変わったと言ってもいいのかもしれません」。

海と犬
海の近くに住むようになって、自然と早起きになったという声も多かった
都心での暮らしを変えたかったという声もよく聞きます。「仕事、人間関係、それになんとなく、いつもせかせか、ざわざわしている暮らしを変えたいと考えていたときにたまたま、鎌倉を訪れる機会があり、それでココに引っ越しちゃえ!と1年ほど後に転居。以前は何かあると落ち込みがちで、欝傾向にあった自分が今は信じられないほど、健康的で明るい。家族にもお父さん、変わったねと言われます」とは、WEB関係の会社を経営する男性。愛犬と共に海辺を散歩していると、ストレスが溶けていくような気分になるのだとか。癒し効果、大です。

山から見下ろす海の風景
海の見える高台は当然ながら価値が高く、人気も高い。しかし、実際に海を見下ろす土地に行くと、その評価に納得する
単純に海が好きという人ももちろん多数。「都会の風景、夜景は確かにきれいだけれど、1年中いつも同じ。でも、海は違う。毎日、いや、時間ごとに表情を変える。だから海は見ていて飽きないんだ」と力説してくださったのはベイエリアのタワーマンションから三浦半島に引っ越した男性。特に近くに住んでいなければ見られないだろう、嵐の前後の海辺が素晴らしいとのこと。一度、見てみたいものです。

江ノ島
都会と違い、海には遮るものがない開放感が
面白かったのは、都会の暑さから逃れたかったというご意見。「アスファルトの照り返しの中を歩いている時に、ふと思ったんですよ。こんな暑い場所じゃなく、もっと風の気持ちいい場所に住みたいってね」。そこで、この男性が候補地としてあげたのは房総と湘南。それは「夏が涼しいだけでなく、冬は暖かくないとイヤだな」というのが理由。実際、湘南あたりでは真夏でも30度を越す真夏日は少ないのだとか。ただし、砂浜や水面はアスファルトよりも光を反射するので、日焼けはしやすくなるのでご用心!

では次に実際に住んでみての◎と×、そして気になる住宅事情を見ていきしょう。
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