品物、買い物客から周囲の住民層を見る
スーパーでは品物だけではなく、どんな人が買い物に来ているかも見ておきたいポイント |
そのために、覚えておきたいのは、時間帯による来客者層の違い。午前中から夕方4時くらいまでは家庭にいる人、仕事をしていない人が中心です。特に午前中、午後の早い時間は高齢者が多いのですが、その割合を見れば、その地域の高齢化の進行が分かります。また、午後の遅い時間から夕方5時、6時くらいまでは子どものいるファミリーが、それ以降は勤め帰りの人が増えます。訪れた時間帯ごとに、どんな層の買い物客が多い時間帯を意識、実際にどんな人たちが買い物に来ているのかを見てみると、街の雰囲気が想像できます。
置いてある品物から類推する手もあります。例えば、お惣菜やレトルト食品などが充実しているのであれば、単身者、共働き家庭、高齢者が多い地域と思われますし、生鮮食品類売り場が広ければ、料理をする家庭が多い地域と考えられます。
意外に見落としがちなのが駐車場、業務スーパーも見ておこう
駐車場を見ると、買い物に来ている人の層や地域などが分かる |
意外に見落としがちで、でも、身近にあると便利なのが業務スーパー。最近では一般客に開放されている店も多く、子どもが多い家庭では安価に大量の品が揃えられて便利。マンションのパンフレットに記載されていることは少ないので、周辺を歩いてみるとき、あるいは事前にネットで調べておくなどの手をお勧めします。
主婦にとって住みやすい街のひとつの条件は買い物に便利な街。スーパーに足を伸ばせばいろいろなことが分かりますから、下見時には忘れずに、店内を覗いてみたいものです。