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海外ビジネススクール(MBA)のGMAT対策

海外ビジネススクール(MBA)を受験するためには避けて通れない難関GMAT試験。GMAT試験の概要、対策方法をお伝えします。

福原 正大

執筆者:福原 正大

MBA・海外留学ガイド

TOEFLは海外からの留学生のみがビジネススクールに応募する際に必要ですが、GMATは留学生だけでなくビジネススクールに応募する全ての学生が受験します。母国語の学生も対象にするためGMATは難関試験だとだといわれていますが、TOEFL iBTで90点程度とれる実力があれば恐れる必要はありません。今回は、GMATの内容と試験勉強方法についてお伝えいたします。

GMATとは

GMATはネイティブと競うタフな試験です

GMATはネイティブと競うタフな試験

GMATは、Graduate Management Admission Testの略称で、コンピューター化された英語での算数や代数学(Quantitative)セクション、英語の読解力、文法、論証の技術(Verbal section)セクション、エッセー作文(AWA)のセクションからなるテストです。受験料は250米ドルかかります。

GMATのスコアは、4つのセクションから成り立っています。
  • 合計点(QuantitativeとVerbal):200点から800点(偏差値)
  • Quantitative score:0~60点
  • Verbal score:0~60点
  • AWA score:0.0~6.0の0.5点刻み
多くの海外ビジネススクールは合計点のみを足切りに使いますが、一部の学校は上記の各セクションで足切りするところもあります。あなたが受ける学校のアドミッション基準をしっかりチェックし、対策を立てましょう。

GMATもTOEFL同様インターネットベースでの試験なので、インターネット試験に慣れることが必要です。また、約4時間の長丁場ですから、集中力を切らさないよう頑張ってください。

GMATの申込み方法

WEBから申し込みます。ほぼ毎日テストをしているため、申し込み後、数日内に試験を受けることができます。ただ、過去3回の結果が学校に送付されることや、年間5回までしか受けられないので注意してください。

GMATの勉強方法についてみていきましょう。日本人受験者の多くは、Verbalセクションで苦労します。早期にQuantitativeセクションで満点近く取るよう努力し、その後Verbalセクションの点数を1点でも高くなるよう勉強することをおすすめします。
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