学校情報の集め方
インターネットは重要な学校情報源
次に、各校についてメリット、デメリットを整理しながら、詳しく情報をとることが大切です。後悔しないためにも、苦労をいとわず学校に足を運ぶなど直接の情報をとることをおすすめします。このとき、後述するチェックポイントの表を作り各校の評価をしておくと、最終的に学校を絞り込むときに有効でしょう。
1.横断的に情報収集できるビジネススクール紹介本
マクロ的視点から、あなたの目的に沿った学校を選ぶための情報収集で役に立ちます。
■「The Best 301 Business Schools, 2010 Edition」 (Graduate School Admissions Guides) (Princeton Review)Princeton Review(著)
海外のMBAを取得できるビジネススクール紹介で、紹介している学校が多いのでおすすめです。
■「MBA、 会計、MOTパーフェクトブック 2010年度版」(日経HR)
日本のMBAを取得できるビジネススクールの紹介。卒業生の意見も載っているので参考になります。
2.具体的な内容がわかる学校のホームページ
候補となるビジネススクールを複数選択後、直接その学校のホームページを見ましょう。専門課程にどのようなものがあるか、どんな教授がいるか、過去の入試における合格者のTOEFLやGMATの平均点はどの程度か、入学者に対する卒業率、施設の充実度、奨学金の内容なども含めて確認しましょう。
3.リアルな経験を知ることができる在校生、卒業生から情報
興味のある学校の話を在校生や卒業生から直接知ることができれば、ホームページや本に書かれていない内容(実際の卒業の難しさなど)まで知ることができます。あなたに在校生や卒業生に知り合いがいない場合でも、学校説明会などに在校生や卒業生が参加することも多いので、積極的に出かけて詳しい情報を直接聞きましょう。
4.学校の雰囲気を感じ取れる学校見学及び説明会への参加
学校見学や説明会は、ぜひ参加してください。先生や事務の方の対応、在校生や卒業生の雰囲気、自宅や会社からの距離、設備を直接確認することができます。海外ビジネススクールの場合、費用もかかりなかなか難しいのですが、可能であれば現地に行ってみることをおすすめします。
5.社会的な評価がわかるMBAランキング
ランキングで示される社会的な評価は、企業の採用などにも影響をするので、卒業後のキャリアを考えるうえで重要な情報です。
■世界のMBA(ウェブへのリンク)
ファイナンシャルタイムス(FT)が、様々な角度からビジネススクールの評価をした結果をウェブで発表しています。
■「MBA、 会計、MOTパーフェクトブック 2010年度版」(日経HR)
日本のMBAについて、卒業生視点からのランキング結果が載っています。