猫が多い街には多いなりの理由がある
その理由を考えてみよう
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街で猫を見かけたら毛並みをチェック。可愛がられている猫はよほど高齢でない限り、きれいなもの |
街にあるものはそこにあるべくしてあると私は考えています。そこにラーメン屋さんが多いのは、それを食べに来る人が多いからです。同様に猫の多い街には猫が多いだけの理由があります。古い街で、飲食店が多いから多いのか、面倒を見る人が多いのか、捨てて行く人が多いのか……。ラーメン屋さんより、事情は複雑ですが、猫が多いこと、そして多い理由が分かれば、そこがどんな街なのかをいつもとはちょっと違う視点から考えることができます。良し悪しとは別に、猫も街を見る指標のひとつとして考えると、街を見る目がちょっと変わるだろうと思います。
その上で、その街が好きか、嫌いか。無責任な言い方かもしれませんが、最終的にどの街が住みやすいかは、その人がどんな街に住みたいのかということになるのだろうと思います。下町が好き、都会が好き、清潔な街が好き、ざわざわした活気のある街が好きなど、人にはそれぞれ好きな街があります。私個人で言えば、多少猥雑でも猫のいる、お年よりもいる、のんびりした街が好きですし、友達の中には並木のきれいな、でも猫はいなさそうな新しい街がバリアフリーでファミリーには住みやすいわと言う人もいます。24時間緊張した、超都心以外には住みたくないという人もいます。猫のいる街が住みやすいかどうかも、同様にその人次第なのでしょう。
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珍しい犬種の多い街、ミックスの子が多い街、老犬の多い街など、見ていると犬ひとつ(一匹?)にも違いがある |
ちなみに、犬も街によってよく見かける種類に違いがあります。それはきっと、飼い主の懐具合、つまりその街に住む人の懐具合を反映しているんだろうな~と思うのですが、皆さんはどう思われますか?