コンビニグルメ/ソフトドリンク

あのソフトドリンクをもう一度13(2ページ目)

今回で13回目の飲料企画、今回は定番ロングセラー商品の初代パッケージを集めてみました。現行品と似ている缶・似ていない缶と様々ですが、イメージの継承はどのように行われているのでしょうか。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

Qoo(コカ・コーラ)

コカ・コーラ Qoo オレンジ  
 
1999年発売です。コカ・コーラはアメリカ発祥ゆえ、割合洗練したパッケージが多かったコカ・コーラ製品ですが、まさかQooのようなゆる~いキャラクターを使って、おまけにそれがヒットするとは予想しませんでした。

現在の『ゆるキャラ』ブームを考えますと、Qooはその先駆けと言えるでしょう。
 

なっちゃん(サントリー)

サントリー なっちゃん オレンジ  
 
1998年発売です。ガイド記事『なっちゃんにお姉さんがいた!』でも書きましたが、缶に顔を描くというスタイルは現在も変わっておりません。

なっちゃんも『ボス』同様、発売当時はシンプルにインパクトを訴求するデザインでありました。個人的にはシンプルなものが好きなのですが、デザインがコンピュータで簡単にできる現在では、複雑なデザインでも手間はかからないゆえに、込み入ったデザインを作ってしまう気がしてなりません。
 

ウェルチ(日本ペプシコーラ→カルピス)

日本ペプシコーラ ウェルチ オレンジ  
 
1993年発売です。現在はカルピスより販売されていますが、当時はペプシから販売されていました。当時のペプシは『パートナーシップ戦略』で、紅茶はリプトン、果汁飲料はウェルチというように有名ブランドとの提携で販売品目を増やしておりました。

バスケット(籠目[かごめ]ですかね)に果実のデザインは、カルピスよりの販売となった現在も変わっておりません。

 

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