コンビニグルメ/ソフトドリンク

あのソフトドリンクをもう一度13(3ページ目)

今回で13回目の飲料企画、今回は定番ロングセラー商品の初代パッケージを集めてみました。現行品と似ている缶・似ていない缶と様々ですが、イメージの継承はどのように行われているのでしょうか。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

リプトンティーオレ(三国フーズ)

三国フーズ リプトン ティーオレ  
 
1994年の発売です。現在リプトンの缶・PET入り紅茶飲料はサントリーが販売しておりますが、当時は三国フーズ(三国コカ・コーラの関連会社)、ペプシ、森永乳業と3社から同時にリプトン缶入り紅茶が販売されており、業界でも混乱したとのことです。

この中で、最初に『ティーオレ』と称して高級ミルクティーを販売したのが三国フーズです。

現在では青が基調の缶が多いですが、このティーオレは深緑色で高級感を醸し出しています。
 

紅茶花伝(コカ・コーラ)

コカ・コーラ 紅茶花伝 ロイヤルミルクティー  
 
紅茶花伝自体は1992年発売ですが、ロイヤルミルクティーは1995年の発売です。

英国の茶器風の染付、青色基調という基本的なデザインは現在も変わっていませんが、現在のように、豪華に見える赤いリボンは使っておりません。

このパッケージデザインが他社のティーオレのデザインの基本になったのではないでしょうか。
 

午後の紅茶(キリンビバレッジ)

キリンビバレッジ 午後の紅茶ロイヤル  
 
午後の紅茶も缶入りは1988年発売ですが、ロイヤルミルクティーは1996年の発売です。

青色基調というデザインは紅茶花伝同様ですが、缶全体を青色にしてしまったのはいけません。現在のパッケージの方が洗練されていますね。

 

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