旅ナビをカーナビとして使うと?
カーナビの機能は、ストラーダ・ポケットと同等。電話番号検索は個人宅に対応しているし、おでかけストラーダやGoogleマップ等のインターネット連携も可能。ルート探索は5ルート同時探索ができるし、ルート探索に要する時間も素早いものだ。またスマートIC考慮探索、細街路探索、周辺迂回探索も搭載している。測位性能とVICS機能以外は、ストラーダ・ポケットと遜色ない |
案内機能も交差点拡大図、立体交差点拡大図、ハイウェイ分岐、細街路案内など、ストラーダ・ポケットと遜色ないレベル。詳細市街地図の収録エリアが、ストラーダ・ポケットの1,022都市に比べ旅ナビでは1,006都市と、わずかに減っている程度だ。ストラーダ・ポケットで好評の、ランドマークを簡単にON/OFFできる機能=ランドマーク・セレクトも搭載する。さすがにVICSには対応していないので、渋滞情報は得られない。また、ジャイロ&加速度センサー等のハイブリッド測位ではなく、GPSだけで測位するため、長いトンネルや高架下の道路など、GPSの電波を受けにくい場所では、測位が不安定なこともある。ただし、そんな特殊なケースをのぞけば、ほぼ不安無く、案内を受けられる。
旅ナビを持ってドライブに出かけてみた
実際に、旅に使ってみる。まずは、家でガイドブック情報を見ながら、行きたい場所に付箋を貼っていく。その付箋ポイントから、目的地を選んで、ルート探索。これを旅行プランとして保存しておけば、準備完了だ。立ち寄りポイントは、最大5カ所まで選択可能。旅行プランも、最大5つ保存できるので、食事を挟んで午前と午後のルートを2つに分けて保存するとか、1泊2日の旅行なら1日目と2日目のルートを分けるといった使い方ができる。まずは行ってみたい場所に付箋を貼ってそのポイントから実際に立ち寄る場所を決定。立ち寄りポイントは最大5カ所まで選択可能 |
クルマに乗り込んだら、スタンドに旅ナビをセット。スタンドは吸盤タイプ。吸盤をダッシュボードに押しつけて、レバーを押し込めば吸着する。旅ナビ本体の着脱は簡単。スタンド底部の爪を引っかけ、本体を押し込めば本体がスタンドに固定され、スタンド上部のレバーを押し込めば、外すことができる。スタンドに固定すれば、カーナビモード、スタンドから外せば徒歩モードへと自動的に切り替わるのも使いやすい。なお、カーナビモードでは、カメラ機能は使用できない。
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