収納家具・棚・タンス・シェルフ/収納家具・棚・タンス・シェルフの選び方

ファニチァー選びのコツ #004 『動作と高さゾーン』(2ページ目)

ファニチァーを『エンジョイしてえらぶコツ』その4では、心地よいサイズ3です。快適な暮らしでは、「心地よさ」ってとても大切!心地よさを決定的にするものは、ズバリ!『サイズ』です。今回は収納家具。さて、その『サイズ』とは?

石川 尚

執筆者:石川 尚

ファニチャーガイド

収納家具はサイズと用途で区別 収納家具と言っても色々な種類があります。
一番わかりやすいものは「タンスにゴン!」いや、『タンス』です。
そして、「家具」と尋ねると、きまって「タンス」って答えが返ってきます。
タンス(箪笥)も歴史の古い収納家具です。余談ですが、『箪笥』についてひと言。

箪笥(和箪笥)は、江戸時代、寛文年間(1661-1673年)大阪で登場、その後普及したとされています。和箪笥には、両脇に棹通し金具がつけられており、この金具に棹(さお)を通して持ち運べるようになっています。これが箪笥の数え方「棹」の由来です。今でも家具業界では、箪笥の数を棹で呼んでいるのです。

さて、
住宅で使用する一般的な収納家具サイズを表にしておきます。
● 収納家具の標準サイズ表

● 収納家具の標準サイズ表 (画面をクリックすると拡大します)



収納家具と一言でいっても様々なサイズの家具があります、名称も違いますね。また最近では、とくに壁面に設置する壁面収納家具をお部屋の天井まで目一杯の高さにするケースが有ります。お部屋に合わせて造るオーダー家具(特注家具)の場合、多いですね。使う人のサイズや用途(使い方)に合わせてオーダーするわけですから、機能的、効率的な収納となるのはもちろん、怖い地震対策にもなりますし、とにかくお部屋がスッキリします。

無理のないバランスのとれた人の姿勢・動作と収納高さゾーン=『心地よいサイズ』が、家具選びでは大切なポイントのひとつです。

さて、住まいには様々な家具がありますね。暮らし方と比例する数だけ家具があるといっても過言ではありません。

次回「家具コツ5」は、¨部屋別家具選手権¨と題して家具の種類についてお話しします!
家具と言っても、いろいろ広~うござんス。


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*参考文献:家具の辞典/朝倉書店  家具デザインと製図/山海堂




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